iPhone 8が販売されてから一定期間が経ち、そろそろ新しいモデルへの買い替えを検討している人も多いのではないでしょうか。買い替える場合、古いiPhone 8は廃棄するのではなく、買取に出すか下取りしてもらうのがよいでしょう。この記事では、買取と下取りのそれぞれのメリットについて述べ、どちらを選ぶとお得かについて解説します。
iPhone 8の特徴
iPhone 8は、2017年9月22日に発売されたモデルです。ストレージ容量を64GB・128GB・256GBの3つから選べます。ワイヤレス充電や高速充電に対応したモデルで、A11 Bionicチップが搭載されました。これは2つの高性能コアと4つの高効率コアが搭載されたチップで、2つの高性能コアと2つの高効率コアという構成だった前モデルよりも処理速度が向上しています。なお、2023年3月現在の最新モデルに搭載されているチップはA16 Bionicです。2017年がiPhone誕生から10周年であることから「X」の名をつけて発売されたiPhone Xとは、同じ世代にあたります。iPhone8はiPhone7の正当な後継モデルで、iPhone Xはプレミアムモデルの位置づけです。
発売が終了してから5年以上7年未満の古い機種は、Apple Storeや正規プロバイダで修理サービスが受けられません。iPhone 8は発売開始から2022年で5年が経過しますが、発売が終了したのは2020年4月です。発売終了時点から5年以上経過すると修理サービスが受けられなくなるので、2025年4月ごろまでは問題ないでしょう。アップデートは、発売終了から7年が経つと対象外になります。iPhone 8の場合、アップデートから外れるのは2027年4月以降です。
iPhone 8は買取と下取りどちらが得？
iPhone8は、買取に出すのと下取りしてもらうのとではどちらがお得になるでしょうか。ここでは、まずは買取と下取りのメリットを挙げ、どちらがお得なのかについて解説します。
買取のメリットは？
iPhone 8を買取に出した場合の大きなメリットは、査定が早く、不要な機種を即現金化できる点です。受け取った現金を最新機種の購入代金にあてることも、それ以外の用途で好きに使うこともできます。買取に出した場合の相場は、中古品で1万～1万5000円と高額です。未使用品であれば、さらに高く買い取ってもらうこともできるでしょう。下取りに出す場合、一般に容量が少ない64GBはあまり値がつきません。一方、買取ショップに出した場合は、比較的高額で買い取ってもらえるのも大きなポイントです。
ただし、上記で述べた相場はあくまで目安であり、端末の状態やショップの方針によって大きく変わります。複数の買取ショップに持ち込み、査定してもらうとよいでしょう。
下取りのメリットは？
下取りとは、Apple Storeや大手キャリアで最新機種を購入する場合に適用されるサービスです。新しい機種をApple Storeやそのキャリアで買うことが前提で、ほかのショップで購入する場合やiPhone以外を買う場合などは下取りしてもらえません。下取りでは、それまで使用していた機種を査定し、その金額を新機種の代金から差し引くか、ポイントを付与するかのいずれかの形で還元します。
古いこともあり、iPhone 8の下取り価格はあまり高くありません。iPhone 8 Plusの良品であれば、64GBであっても店舗によっては1万～1万5000円ほどで下取りしてもらえます。一方、iPhone 8の場合は、良品であっても64GBの下取価格はおおむね4000～9000円です。もし、画面に割れや傷があれば、3000円前後まで下がります。
最新機種に買い替える予定があり、少しでも値引きがあればよいという場合なら下取りでもメリットはあるでしょう。とはいえ、現金が手に入るわけではありません。また、最新機種は高額なため、下取りに出した分が差し引かれるとしてもお得感はそれほど感じられないでしょう。
結局どちらがお得？
買取と下取りのどちらがお得なのかは、一概には言えません。なぜなら、処分したいiPhone 8の状態や次に購入したいモデルなどによって変わってくるためです。
下取りがおすすめなのは、「iPhoneの最新機種を購入する予定があり、かつ処分と購入の手続きを一カ所でスムーズに済ませたい」「別のキャリアから乗り換えたい」といったケースでしょう。下取りから新機種の購入まで、1つの窓口でスムーズに手続きできます。査定価格が多少安くても、処分にかかる手間や面倒をあまりかけたくない人にとっては便利でしょう。また、キャリアを変更せずに買い替えする場合は、下取りの査定額とあわせてこれまで貯めたキャリアのポイントも使えるため、より安く購入できます。
買取は「最新機種を買う予定がない」「次の端末はできるだけ安く買いたい」といった人にとってはかなりお得といえ、おすすめの方法です。特に、次のiPhoneも中古で十分と考えているのであれば、買取に出して少しでも高く売れたほうがよいでしょう。
中古で購入するならセカハンがおすすめ
iPhone 8を処分する方法には、廃棄する以外に買取と下取りがあります。最新機種を買う予定であれば、下取りが便利でしょう。最新機種にこだわりがなく中古でよいと考えているなら、買取に出して現金化するのがおすすめです。中古端末販売を手掛けるセカハンでは、中古iPhoneを豊富に扱っています。検品とクリーニングを重視しており、扱うiPhoneは中古とはいえ高品質です。iPhone 8の次の端末は、セカハンで探してみてはいかがでしょうか。
