Apple Watchを中古で購入しようと考えているけれど、何に注意していいのかわからず、なかなか購入に踏み切れない人も多いでしょう。せっかくお得に購入しても、トラブルに見舞われたり、すぐに買い替えが必要になったりしては経済的にも損失です。
そこで本記事では、中古のApple Watchを購入する際の注意点を6つ紹介します。
また、GPSモデルとGPS+Cellularモデルの違いや、中古品の購入先、おすすめモデルについても紹介しているため、参考にしてみてください。
本記事を読めば、中古のApple Watchを安心・安全に選ぶためのポイントが身につきます。トラブルを避け、価格を抑えつつ、長く快適にApple Watchを使えるようになるでしょう。
目次
Apple Watchを中古で買うときに注意するべき6つのポイント
Apple Watchを中古で購入する際の注意点は以下の6つです。
Apple Watchを中古で購入する際の注意点
後悔のない買い物をするために、しっかり理解しておきましょう。
1.アクティベーションロックが解除されているか
Apple Watchを中古で購入する際には、アクティベーションロックの確認が必須です。アクティベーションロックとは、盗難や紛失した端末の不正使用を防ぐために使用される機能です。
アクティベーションロックがかかったApple Watchは、元の所有者のApple IDとパスワードを入力しないと使用できません。そのため、中古でApple Watchを購入する際には、アクティベーションロックが解除されているかの確認が必要なのです。
セカハンで取り扱っているApple Watchは、すべてアクティベーションロックが解除されています。アクティベーションロックが解除されていない端末を買ってしまう心配がないため、安心して中古Apple Watchを購入できます。
2.バッテリー容量が極端に少なくないか
長期間使用されたApple Watchは、バッテリー容量が低下している可能性があるため確認が必要です。
新品のバッテリー容量を100%とすると、80%以下になるとバッテリー交換が推奨されます。容量が極端に低いバッテリーだと、充電が頻繁に必要になり、使い勝手が悪くなってしまいます。
iOS 16以降を搭載したiPhoneとペアリングすると、Apple Watchのバッテリーの最大容量が表示されます。一緒に使用するiPhoneのWatchアプリから「一般」→「情報」の順にタップし、「最大容量」の項目を確認しましょう。
バッテリー容量が70%を切るようだと、1日もたない可能性もあります。バッテリー交換を見越した予算も検討した上で、中古品を選ぶようにしてください。
3.画面の傷で操作に支障はないか
日常的にさまざまなシチュエーションで使用されるApple Watchの画面は、傷がつきやすい部分なので要チェックです。
中古品を購入する際には、画面に深い傷やひび割れがないかを入念にチェックすることが重要です。特にタッチスクリーンの操作に影響を及ぼすような深い傷がある場合、快適な使用が難しくなるだけでなく、内部への水分侵入のリスクも高まります。
購入前には画面を丁寧に確認し、操作に支障がないかどうかをしっかりと検討しましょう。
4.watchOSはサポートされているか
中古のApple Watchを購入する際は、搭載されているwatchOSのバージョンの確認が必要です。古いバージョンのwatchOSだと、最新のiPhoneと連携できない、アプリが使えないなどの問題が生じる可能性があります。
特に、セキュリティアップデートが提供されなくなった非サポートのwatchOSを搭載したモデルは、機能面での制限に加え、脆弱性を突かれるリスクもあります。
WatchOSは、販売から5〜6年と言われています。購入前に、そのモデルのwatchOSがサポートされているか確認しておきましょう。Apple公式サイトでは、サポート対象のwatchOSバージョンが公開されています。
5.ネットワーク利用制限にかかっていないか
中古のApple Watchを購入する際のチェックポイントとして、「ネットワーク利用制限」があります。iPhoneと同様に、Apple WatchにもIMEI(製造番号)が割り当てられており、紛失や盗難時に通信キャリアへ利用制限を依頼することができます。
ネットワーク利用制限がかかったApple Watchは、モバイル通信ができなくなります。モバイル通信が可能である「GPS+Cellularモデル」を中古で購入する際は、特に注意が必要です。
キャリア | ネットワーク利用制限端末かどうか確認できるページのURL |
---|---|
docomo | http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php |
au | https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc |
SoftBank | https://ct99.my.softbank.jp/WBF/icv |
楽天モバイル | https://network.mobile.rakuten.co.jp/restriction/ |
中古品を安心して使うためには、購入前の確認を怠らないことが大切です。
6.保証はついているか
Apple製品には通常、購入後1年間の限定保証が付帯していますが、中古品の場合、この保証が残っているかどうかは不確実です。
また、中古販売店独自の保証を設けている場合もあるため、購入前には保証の有無、保証期間、保証内容をしっかりと確認することが重要です。
保証がある場合、将来的に問題が生じた際に修理やサポートを受けやすくなります。中古品購入時のリスクを軽減するためにも、保証内容を確認し、適切な選択を行うことが推奨されます。
中古販売店である「セカハン」では、購入後に1年間の保証がつくため、万が一のときにも安心です。保証を重視する方は、中古Apple Watch購入時にセカハンの利用を検討してみてください。
Apple WatchにはGPSモデルとGPS+Cellularモデルがある
Apple Watchには「GPSモデル」と「GPS+Cellularモデル」の2種類があります。どちらを選ぶかで、利用できる機能や通信環境が異なってきます。
モデル | 特徴 | おすすめな人 |
---|---|---|
GPSモデル |
・iPhoneとペアリングして使用する ・単体ではWi-Fi環境下のみで利用可能 ・モバイル通信ネットワークには接続できない ・GPS+Cellularモデルと比べて価格が安い |
・iPhoneと常に一緒に使う人 ・モバイル通信を必要としない人 ・予算を抑えたい人 |
GPS+Cellularモデル |
・単体でモバイル通信ネットワークに接続可能 ・iPhoneを持たずに外出しても、電話やメッセージ、インターネット接続が可能 ・モバイル通信を利用するには、別途キャリアとの契約が必要 ・GPSモデルと比べて価格が高い |
・iPhoneを持たずに外出することがある人 ・特にランニングなどよく運動をする人 ・単独でも通信機能を利用したい人 ・予算に余裕がある人 |
中古のApple Watchを購入する際は、GPSモデルとGPS+Cellularモデルの違いを理解した上で、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。利用シーンや予算、必要な機能を考慮し、賢く中古品を選びましょう。
Apple Watchを中古で買える場所
Apple Watchを中古で購入できる場所は以下の4つです。
Apple Watchを中古で買える場所
それぞれの特徴を確認して、自分に合った購入場所を選びましょう。
Apple公式
Apple公式では認定整備済製品という、Apple社による厳しい品質基準をクリアした中古品を購入できます。(Apple WatchだけでなくiPhoneやiPadなどもある)
新品と同等の1年間の保証が付帯し、外観も新品同様に仕上げられています。価格は新品よりも安く設定されており、安心・安全に中古のApple Watchを購入できる選択肢の1つです。
ただし、在庫は限られており、常に希望のモデルが用意されているとは限りません。定期的にチェックし、在庫状況を確認する必要があります。
また、サイズやモデルタイプ、カラーリングなどカスタマイズの余地がなく、提示された仕様の製品を購入するのみであるため注意しましょう。
通販サイト
以下に示す大手通販サイトでは、多数の中古Apple Watchが出品されています。
販売者は個人や専門店など様々ですが、サイトによる一定の審査を経ているため、比較的安心して購入できます。
通販サイトの利点は、豊富な在庫と、価格や状態で絞り込める点です。販売者のレビューや評価も参考にできるため、信頼できる販売者を選びやすいでしょう。一方、実機を手に取って確認できないため、商品説明や写真から判断する必要があります。
また、サイトによっては独自の保証を提供していることもあります。保証内容や期間を確認し、必要に応じて保証付きの中古品を選ぶのもおすすめです。
フリマ・オークションサイト
以下に示す個人間で売買ができるフリマアプリやオークションサイトでも、中古のApple Watchが多数出品されています。
価格の安さが魅力ですが、トラブルのリスクもあるため注意が必要です。
フリマ・オークションサイトで中古品を購入する際は、出品者の評価や過去の取引実績を確認することが大切です。商品説明や写真から状態を詳細にチェックし、わからない点は質問して解消しておきましょう。
これらのサイトでは、保証のない製品がほとんどです。初期不良や故障時のリスクを考慮し、自己責任で購入する必要があります。
中古販売店
オンラインの中古スマホショップは、中古iPhoneを購入する際の一般的な選択肢です。
オンラインショップではさまざまなモデルのiPhoneを豊富に取り揃えており、モデルごとの価格比較も簡単に行えます。
また、製品の状態やスペックが詳細に記載されているため、安心して選べる点も魅力です。一方で、実際の商品を直接見られないため、商品説明や写真をよく確認することが大切です。
オンライン中古ショップを利用する際は「セカハン」を検討してみてください。25項目に及ぶ検品項目でテストしてから、実際に販売されており、信頼性が高い点が特徴です。
さらに、万が一トラブルが起きたときにアフターサービスを受けられる「iPhone修理アイサポ」が全国各地に300店もあります。
信頼性の高いオンライン中古ショップを利用したい方は「セカハン」の利用がおすすめです。
できるだけApple Watchを安く購入したい方は、以下の記事も確認してみてください。
中古Apple Watchのおすすめモデル
中古Apple Watchの中でおすすめなのは、以下の3つのモデルです。
中古Apple Watchでおすすめのモデル
モデルの特徴を確認して、自分に合ったApple Watchを見つけましょう。
もっと多くのApple Watchを比較したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
Apple Watch Series8
Apple Watch Series8は最新モデルである「Series 9」と前身である「Ultra 2」の前モデルです。
性能項目 | Series 8 |
---|---|
目安価格 | (ケースサイズ:45mm) GPSモデル:54,453円〜 GPS + Cellularモデル:86,800円〜 |
ディスプレイ | 常時表示Retina |
ディスプレイサイズ | 41mm: 352×430ピクセル 45mm: 396×484ピクセル |
チップ | S8 SiP 64ビットデュアルコアプロセッサ |
ストレージ | 32GB |
血中酸素濃度測定 | ○ |
心電図 | ○ |
体温センサー | ○ |
衝突事故検出 | ○ |
防塵・耐水 | IP6X、50m耐水 |
バッテリー | 最大18時間、低電力モードで36時間 |
急速充電 | ○ |
スピーカー | ○ |
最新モデルよりも2世代前であるため、中古品であれば最高級の性能を誇るスマートウォッチを価格を押さえて購入できます。
またSeries 8から新しい体温センサーが搭載され、女性の健康管理機能が強化されました。また、カーアクシデント検出機能も追加され、安全面でもアップグレードされています。
また高い防塵・防水性能を持ち、頑丈なフロントクリスタルが採用されています。S8チップを搭載し、滑らかな操作感も特徴です。
中古品の価格は本記事で紹介するモデルの中で高めですが、中古品であれば高性能スマートウォッチをコスパ良く入手できます。性能面を重視する方にはApple Watch Series 8がおすすめです。
Apple Watch SE(第2世代)
Apple Watch SEシリーズはコンパクトなサイズが特徴のモデルです。
性能項目 | Series 8 |
---|---|
目安価格 | (ケースサイズ:44mm) GPSモデル:39,800円〜 GPS + Cellularモデル:47,800円〜 |
ディスプレイ | Retina |
ディスプレイサイズ | 40mm: 324×394ピクセル 44mm: 368×448ピクセル |
チップ | S8 SiP 64ビットデュアルコアプロセッサ |
ストレージ | 32GB |
血中酸素濃度測定 | × |
心電図 | × |
体温センサー | × |
衝突事故検出 | ○ |
防塵・耐水 | 50m耐水 |
バッテリー | 最大18時間 |
急速充電 | × |
スピーカー | ○ |
サイズは若干小さくなりましたが、Apple Watch Series 8とスペック面でほぼ変わりません。しかも、価格はSeries 8よりも少し低めです。
ただし、ディスプレイを常時表示したい方は、Series 8、もしくはSeries 7がおすすめです。性能とコスパのバランスを求めている方は、Apple Watch SE(第2世代)がおすすめです。
Apple Watch Series 7
Apple Watch Series 7はApple Watch SE(第2世代)の前モデルです。
性能項目 | Series 8 |
---|---|
目安価格 | (ケースサイズ:45mm) GPSモデル:39,980円〜 GPS + Cellularモデル:52,800円〜 |
ディスプレイ | 常時表示Retina |
ディスプレイサイズ | 41mm: 352×430ピクセル 45mm: 396×484ピクセル |
チップ | S7 SiP 64ビットデュアルコアプロセッサ |
ストレージ | 32GB |
血中酸素濃度測定 | ○ |
心電図 | ○ |
体温センサー | × |
衝突事故検出 | × |
防塵・耐水 | IP6X、50m耐水 |
バッテリー | 最大18時間 |
急速充電 | ○ |
スピーカー | ○ |
Series 8やSEに使用されているS8チップの前身であるS7チップを使用しているため、本記事で紹介している他モデルよりは処理能力が劣ります。
しかし、価格はSeries 8よりも安価であり、かつ常時表示ディスプレイを搭載しています。常時表示できるディスプレイでは、わざわざ画面をONにする動作が必要なく、ストレスフリーにApple Watchを使用できるメリットがあります。
また、価格がSEと同程度でありながら、45mmのディスプレイが用意されています。
常時表示かつ大きなディスプレイを好み、コスパを求める方はApple Watch Series 7を検討してみてください。
Apple Watchの大きさにこだわりたい方には、以下の記事がおすすめです。
Apple Watchの中古品についてよくある質問
Apple Watchの中古品についてよくある質問を2つ用意しました。
中古品を購入する前に、回答を確認しておきましょう。
Apple Watchは何年使えますか?
Watch OSのサポート期間を寿命と定義すると、4〜5年程度は使用できるでしょう。ただしこの年数は、中古Apple Watchは販売時からのサポート期間である点に注意が必要です。
また、バッテリーの劣化によって寿命を迎える場合もあります。充電を頻繁に行うようになったり、持ちが悪くなったりした場合は、バッテリー交換を検討しましょう。
Apple Watchが盗まれたらどうなりますか?
Apple Watchが盗難に遭った場合「アクティベーションロック」機能によって、第三者が使用できないようになります。アクティベーションロックは、Apple IDとパスワードを入力しないと解除できないため、盗難品の不正利用を防ぐことができます。
盗難に気づいたら、速やかに以下の対応を取ることが重要です。
- iPhoneの「探す」アプリから、Apple Watchを紛失モードにする。
- Apple Watchが接続されているキャリアに連絡し、回線を停止する。
- 警察に盗難届を提出する。
紛失モードにすると、Apple Watchがロックされ、支払い機能が停止されます。
ただし、アクティベーションロックを解除するためのApple IDとパスワードを第三者に知られてしまうと、悪用される恐れがあります。日頃からApple IDのセキュリティを強化し、パスワードを定期的に変更するなどの対策が必要です。
中古のApple Watchを安心・安全に購入するならセカハンへ!
中古Apple Watchの購入時には、さまざまな注意点があり、どれかひとつでも見逃してしまうと後悔してしまう可能性があります。
せっかく購入したApple Watchがすぐにバッテリー切れしたり、使えなかったりする場合があるため、はじめてApple Watchを購入する方はとくに不安でしょう。
そこで、中古販売店のセカハンが安心してApple Watchを購入できる店舗としておすすめです。セカハンでは、アクティベーションロックが解除済みで、バッテリー容量が80%以上の商品のみを取り扱っています。もちろん、ネットワーク制限の心配もありません。
ハイスペックなスマートウォッチを安く、安心して購入したい方は、セカハンの利用を検討してみてください。
Apple Watchの中古相場を調べてより賢く買い物をしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。