iPadを売る前にチェック!手放すときにすべきこととは?

iPadを売ろうかと考えているものの、そのままの状態で手放してよいのか、気になっている人もいるでしょう。iPadを売る前には事前にしておくべきことがあるため、そのまま売ろうとしている人は注意が必要です。本記事ではiPadを売りたい人に向けて、iPadを売る前にすべきことや、高く売るために事前にしておいたほうがよいことなどについて解説します。

iPadを売る前にすべき2つのことは?

iPadはそのまま売ると思わぬトラブルに発展する可能性があるため、注意が必要です。iPadを売る前にすべきことは大きく分けて2つあります。ここからは、iPadを売る前にしておいたほうがよいことについて、それぞれ具体的に紹介します。

新しいデバイスに情報を転送する

iPadを売る前に、すでに新しいデバイスが手元にあるのであれば、売る予定のiPadからアプリのデータを引き継ぐために、新しい端末にデータをアップロードして同期しましょう。端末にインストールしているOSがiOS11以降のものであれば「クイックスタート」という機能が搭載されているため、この機能を利用して、古いデバイスから新しいデバイスへの情報転送を自動的におこなうことが可能です。しかし、端末にインストールしているOSがiOS10より古い場合は、上記のクイックスタートの機能がないため、iCloudかiTunes、もしくはFinderを使って情報を転送する必要があります。

また、ゲームアプリなどでセーブデータがある場合も、古いデバイスを売る前にデータのバックアップやアカウントの引き継ぎの手続きをしないと、それまでのデータが消えてしまう可能性もあるため気をつけなければいけません。具体的なデータ引き継ぎの手順については、それぞれのゲームアプリによって操作方法が異なるため、公式サイトやアプリ内で確認しましょう。Apple Watchなど、ほかのデバイスとiPadを紐づけしている場合は、その紐づけを解除してデータをバックアップすることが大切です。なお、バックアップはiCloudかiTunesのどちらかから実行できます。

古い端末から個人情報を完全に削除する

売りに出した端末に個人情報が残っている場合、トラブルに発展する可能性もあるため、売る前には個人情報を削除しなくてはいけません。古い端末でiCloudやiTunes、AppStoreなどにサインインしたままになっている場合はサインアウトしましょう。サインアウトの方法は、iOS10.3以降の端末なのか、iOS10.2以前の端末なのかといったように、OSのバージョンによって異なるため、各自が持っている端末のOSを確認し、そのバージョンに合わせて操作するとよいです。サインアウトの際には「データのコピーをこのiPadに残しますか」という表示が出ますが、「コピーを残す」にはチェックを入れずに先に進みましょう。

その後、「本当によろしいですか?」という確認の表示が出てきますが、そのままサインアウトを選びます。サインアウトが完了したら、端末に残っている情報をすべて消去する作業に移りましょう。設定アプリを起動し、「一般」「リセット」「すべてのコンテンツと設定を消去」の順番で選ぶとパスコード入力画面になります。パスコードを入力し、「iPadを消去」を押したあとは確認画面が表示されるので、もう一度「消去」を選ぶと、すべてのデータが端末から削除されて工場出荷状態になります。この作業を終えたあとはSIMカードを抜くのを忘れないようにしましょう。

高く売るためにしておくべきことは?

なるべく高く売るための方法として、まずはSIMロックの解除が挙げられます。SIMフリー端末の場合はそのような作業は不要ですが、SIMフリー端末でない場合はSIMロックを解除しましょう。SIMロックを解除すれば他社でも利用できるようになるため、査定額が高くなることが期待できます。SIMロックがかかっていないことを確認するためには、端末の「設定」からSIMロックの項目を選び「SIMロックなし」と表示されているかどうかを見ましょう。また、購入時にiPadが入っていた箱やマニュアル、ACアダプターなどの付属品があれば、それらもできるだけ揃えて売るとよいです。

付属品がなくても売れますが、付属品があるほうが高く買い取ってもらえる可能性があるため、保管してある場合は本体と一緒に持って行きましょう。さらに、できるだけきれいにクリーニングしておくことも、査定額アップに効果的です。画面に汚れがついていると査定額が下がってしまうため、拭き取れる汚れは事前に拭いたり、シールなどを貼っている場合は剥がしたりして、なるべくきれいな状態で査定してもらいましょう。

譲渡の際にも注意が必要

売るのではなく譲渡する場合でも、サインアウトやデバイスとの紐づけ解除など、売る前と同じ作業をする必要があります。それらの作業をしないで譲ると、譲られた人がアクティベートできず、また、新しいデバイスとのペアリングもできません。また、購入する際に分割払いを選択した人は、ローンの支払いが残っていないかどうかを確認することも重要です。ローンの支払いが終わっていないと譲り受けた人に迷惑がかかるでしょう。残高があるかどうかは携帯会社から発行される利用明細書や各社のウェブサイトから確認できます。

ほかにも、「iPadを探す」という設定をオフにしておかないと、譲り受けた人がiPadを使えないため注意が必要です。設定画面からiCloudを開き、「iPadを探す」をオフにして自分のApple IDのパスワードを入力し、設定を変更しましょう。

初期化が難しいときは?

iPadを初期化する際、「すべてのコンテンツと設定を消去」という表示が出なかったり、 Appleのロゴから初期化が進まなかったりなど、通常の手順で初期化ができない場合もあるかもしれません。そのような場合は、「iPadを探す」の機能がオフになっていることや、 iCloudからサインアウトしているかどうかを確認しましょう。このほかにも、インターネットに接続しているかの確認も必要です。1時間以上Appleのロゴのまま止まっている場合には強制再起動を試すか、iTunesやFinderを使って強制的に初期化をしてみてください。

それでもダメな場合はリカバリーモードにしてiTunesやFinderを使う方法や、DFUモードで初期化を実行する方法があります。これらの方法を試しても初期化ができない場合は、Apple Storeや修理店に依頼するのもよいでしょう。

iPadを売る前にリサイクルすることも考えよう

iPadを売る場合は新しいデバイスに情報を転送したり、古い端末から個人情報を完全に削除したりすることが大切です。これらの作業をおこなわずに手放すのはトラブルになる危険もあるため、本記事で紹介したポイントを踏まえて、売る前にすべきことはしっかりおこないましょう。また、端末の状態によってはリサイクルに出すのも1つの選択肢といえます。リサイクルに出す際はセカハンの利用も検討してみてください。

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