iPhoneとPixelを現行モデルで比較!ターゲットの違いが見えた

新しくスマホを買い替えたいけれど、iPhoneにするかPixelにするかで迷っているという人も多いのではないでしょうか。どちらのスマホもそれぞれメリットとデメリットがあります。そのため、自分に合った方を選ぶことが大切です。そこで今回は、現行モデルのiPhoneとPixelそれぞれを比較し、どちらがどのような人に向いているのかを詳しく解説します。

iPhoneとPixelの現行モデルとは?

現行モデルといってもひとつではありません。2022年12月の段階において、iPhoneとPixelの現行メインモデルはそれぞれiPhone14とPixel 7、現行ハイエンドモデルはそれぞれiPhone14 ProとPixel 7 Proです。また、現行廉価モデルはそれぞれiPhoneSE(第3世代)とPixel 6aになります。

当然のことながら、どれも現行モデルであるとはいえ、メインモデルであるiPhone14とハイエンドモデルであるPixel 7 Proを比較したり、メインモデルであるiPhone14と廉価モデルであるPixel 6aを比較したりしても意味がありません。それぞれの現行モデルでiPhoneとPixelを比較することが大切です。その結果が購入の際の参考となるでしょう。

現行のiPhoneとPixelを比較

ここからは、メインモデル、ハイエンドモデル、廉価モデルそれぞれの現行モデルについて、どこがどのように違うのか、詳しく解説します。

メインモデル同士で比較

まずはメインモデル同士で比較してみましょう。iPhone14とPixel 7を比較した場合、最も大きな違いはバッテリー容量です。iPhone14のバッテリー容量は3279mAhですが、Pixel 7のバッテリー容量は4355mAhとなっています。つまり、Pixel 7の方がよりバッテリー容量が多いのです。もちろん、バッテリーの消耗度はバッテリー容量よりも使い方や消費電力、CPU性能によって決まります。とはいうものの、やはり容量が大きければ大きいほど安心、という点は否めないでしょう。

また、ディスプレイのリフレッシュ・レートも、iPhone14が60Hzなのに対してPixel 7は90Hzとなっています。ディスプレイのリフレッシュ・レートとは、ディスプレイが1秒間につき何回新しい画面を描画できるかというものです。60Hzであれば1秒間に60回、90Hzであれば1秒間に90回新しい画面を描画できます。つまり、数字が大きければ大きいほど画面の動きが滑らかになるわけです。

このことから、ゲームをするのに向いているスマホはiPhone14よりもPixel 7だといえます。ただし、本体の重さはiPhone14が172gなのに対し、Pixel 7は192gです。そのため、長時間持ち続けるのに向いているのはiPhone14の方です。画像の滑らかさを気にしないのであれば、ゲームをする時間が長い人に向いているのはiPhone14の方だといえるかもしれません。

ハイエンドモデル同士で比較

それでは、ハイエンドモデルで比較した場合はどうでしょうか。現行のハイエンドモデルであるiPhone14 ProとPixel 7 Proはどちらも高性能です。機能的にはほぼ互角だといえるでしょう。ただし、どちらも一長一短があるので、どちらを選ぶかは好みや使い方次第です。

たとえば、iPhone14 Proは省電力性能に優れているという特徴があります。これはiPhone14 Proの画面がメインモデルのiPhone14やPixel 7のハイエンドモデルであるPixel 7 Proのように液晶画面ではなく、有機EL画面だからです。有機EL画面の場合、画素そのものが発光します。そのため、常時点灯していてもバッテリーの消耗が少ないのです。

また、iPhone14 Proでは大容量のストレージモデルがあります。Pixel 7 Proで選べるストレージ容量は128GBと256GBしかありませんが、iPhone14 Proはそれに加えて512GBと1TBがあります。写真や動画をたくさんスマホ内に保存したい人におすすめです。

一方、Pixel 7 Proは大容量のバッテリーが魅力です。iPhone14 Proのバッテリー容量が3200mAhなのに対し、Pixel 7 Proのバッテリー容量は5000mAhあります。長時間使用し続けることが多い人は、Pixel 7 Proの方が安心かもしれません。また、iPhone14 ProはRAMが6GBであるのに対し、Pixel 7 ProのRAMは12GBとおよそ2倍です。RAMはRandom Access Memoryの略称で、RAM数値が高ければ高いほど動作速度が速くなります。その一方、RAM数値が高いとバッテリーの消耗も激しくなります。

廉価モデル同士で比較

最後に、iPhoneとPixelそれぞれの現行廉価モデルを比較してみましょう。iPhoneSE(第3世代)とPixel 6aとを比較した場合、バッテリー容量はiPhoneSE(第3世代)が2018mAhなのに対し、Pixel 6aは4410mAhです。2倍以上の差があります。

また、カメラ性能を見ると、iPhoneSE(第3世代)がシングルレンズであるのに対し、Pixel 6aはデュアルレンズです。iPhoneSE(第3世代)に搭載されているカメラは広角レンズだけですが、Pixel 6aには広角レンズに加えて超広角カメラが搭載されています。カメラ機能においても、Pixel 6aに軍配が上がるといえるでしょう。また、コストパフォーマンスの面においても、Pixel 6aの方がiPhoneSE(第3世代)を上回っています。

ただし、サイズを比較した場合、iPhoneSE(第3世代)が4.7インチで重量144gであるのに対し、Pixel 6aは6.1インチで178gです。片手で操作しやすく、ポケットやカバンに収納しやすいのはiPhoneSE(第3世代)の方です。女性や手の小さい男性はiPhoneSE(第3世代)の方が使いやすいかもしれません。

旧モデルでも比較してみよう

現行モデルだけでなく、旧モデル同士で比較するのもおすすめです。実際に使ってみることで、よりどちらが自分に合っているのかが分かるでしょう。PixelからiPhoneへの乗り換えを考えている人は、まずは旧モデルのiPhoneを使ってみてはいかがでしょうか。中古端末ショップのセカハン(SECOND HAND)では、さまざまな状態の良い旧モデルiPhoneを扱っています。自分に合うものがあるかどうか、一度探してみましょう。

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