歴代iPhoneのカメラ性能を比較!iPhone15シリーズのスペックは?

iPhoneを選ぶ際、重要視する人が多いのがカメラ性能です。iPhoneのカメラは、一般的なカメラを持っていない場合でもそれに負けないほど美しい写真を撮影できるほど進化しています。

ただ、カメラ性能については歴代iPhoneのなかにも特化したものがあるため、一概に最新が最もよいとはいえません。そこで、今回は歴代iPhoneのカメラ性能を比較しつつ、iPhone14シリーズのスペックについても解説します。

歴代iPhoneのカメラ性能を比較しよう!

ここでは、最新モデルから歴代iPhoneのカメラ性能はどのようなものだったのかを比較していきます。

※各iPhoneのモデルのカメラ性能一覧

スクロールできます
モデル カメラの数 メインカメラの
画素数
フロントカメラの
画素数
センサーサイズ F値 ズーム機能 動画 特徴
iPhone15 / Plus 前面:1つ
背面:2つ
4,800万画素 1,200万画素 1/1.5インチ 1.6 0.5〜2倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・アクションモード
・センサーシフト光学式手ぶれ補正
・ナイトモード
iPhone15 Pro / Max 前面:1つ
背面:3つ
4,800万画素 1,200万画素 1/1.3インチ 1.78 0.5〜3倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・アクションモード
・最大4K、60fpsのProResビデオ撮影
・Logビデオ撮影
・アカデミーカラーエンコーディングシステム
・マクロビデオ撮影
・第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正
・ナイトモード
・ナイトモードのポートレート
・マクロ写真撮影・Apple ProRAW
iPhone14 / Plus 前面:1つ
背面:2つ
1,200万画素 1,200万画素 1/1.9インチ 1.5 0.5〜1倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・アクションモード
・センサーシフト光学式手ぶれ補正
・ナイトモード
iPhone14 Pro / Max 前面:1つ
背面:3つ
4,800万画素 1,200万画素 1/1.3インチ 1.78 0.5〜3倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・アクションモード
・最大4K、30fpsのProResビデオ撮影
・マクロビデオ撮影
・第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正
・ナイトモード
・ナイトモードのポートレート
・マクロ写真撮影
・Apple ProRAW
iPhoneSE(第3世代) 前面:1つ
背面:2つ
1,200万画素 700万画素 1/2.8インチ 1.8 0.5〜4倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・アクションモード
・Apple TV(第2世代以降)またはAirPlay対応スマートテレビへの、最大4K HDRのAirPlayミラーリング、写真、ビデオ出力も可能
iPhoneSE(第2世代) 前面:1つ
背面:2つ
1,200万画素 700万画素 1/2.9インチ 1.8 0.5〜3.9倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・アクションモード
・光学式手ぶれ補正に対応しており、8MPの静止画の撮影やステレオ録音も可能
iPhone13 / mini 前面:1つ
背面:2つ
1,200万画素 1,200万画素 1/2.5インチ 1.6 0.5〜2倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影
・iPhoneで最も先進的なカメラシステム
・新機能「シネマティックモード」搭載
iPhone13 Pro / Max 前面:1つ
背面:3つ
1,200万画素 1,200万画素 1/2.5インチ 1.5 0.5〜6倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影
・センサーシフト光学式手ぶれ補正
・夜間撮影の「ナイトモード」でのポートレート
・暗い場所でのより速いオートフォーカス
iPhone12 / mini 前面:1つ
背面:2つ
1,200万画素 1,200万画素 1/2.5インチ 1.6 0.5〜2倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影
・超広角カメラは35mm判換算で13mm相当で、スマートフォンとしては最広角クラス
・メインの広角カメラは35mm判換算で26mm相当
iPhone12 Pro / Max 前面:1つ
背面:3つ
1,200万画素 1,200万画素 1/2.5インチ 1.6 0.5〜5倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影
・背景をぼかして人物を撮影できる「ポートレートモード」や「タイムラプス」でもナイトモードが使える
・広角カメラは7枚構成のレンズで、写真のすみずみまでシャープに撮れる
iPhone11 前面:1つ
背面:2つ
1,200万画素 1,200万画素 1/2.5インチ 1.8 0.5〜2倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・最大 5 倍のデジタルズーム
・進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
・インカメラの画素数が従来の 700 万画素から 1,200 万画素にアップ
・4K 動画やスローモーションの撮影に対応
iPhone11 Pro / Max 前面:1つ
背面:3つ
1,200万画素 1,200万画素 1/2.5インチ 1.8 0.5〜4倍 ・4Kビデオ撮影
・1080p HDビデオ撮影
・2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、最大10倍のデジタルズーム
・進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
・暗い場所でも明るく撮影できる新機能「ナイトモード」
・背面カメラと同等の画質で自撮りが可能になったインカメラ

※引用:iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)

iPhone15シリーズ

iPhone15シリーズのカメラ性能は以前のモデルから進化し、すべてのモデルのメインカメラの画素数が4800万画素になりました。(iPhone14シリーズではProとPro Maxが4800万画素)また、フロントカメラ(インカメラ)については、1200万画素で以前のモデルと変更はありません。

4800万画素数のカメラでは、ディテール豊かな大判の風景写真を撮影するのに適しており、写真をクロッピングする際も、解像度が低くなる心配がありません。iPhone15シリーズではすべてのモデル(ノーマル、Plus、Pro、Pro Max)で4800万画素での撮影が可能です。

iPhone15とiPhone15 Plus、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxはそれぞれ同じカメラ性能が搭載されています。

また、iPhone15 Pro Maxにのみ、光を4回連続で反射させることで120mmの照射距離を可能とするテトラプリズムレンズが搭載されています。これにより5倍の光学ズームが可能となりました。遠くの被写体を撮影することが多い人にとって、iPhone15 Pro Maxのカメラ性能はおすすめできます。

その他、iPhone15の特徴としては、すべてのモデルで有線ケーブルのコネクタがUSB-C端子に変更されたことでしょう。以前のiPhone14シリーズでは、Lightning(ライトニング)というコネクタが採用されていて、Appleが独自開発したコネクタであるため「変更して欲しい」という声が多かったのです。

iPhone14シリーズ

iPhone13とiPhone14のカメラの性能はほぼ同じで、iPhone14のインカメラにオートフォーカス機能が追加されている点が違っています。ただ、iPhone14 Proや14 Pro Maxは広角レンズの画素数が約4800万画素数と4倍もアップ、超広角レンズが1200万画素、1.4µmピクセルです。広角レンズの画素数が4倍ほどアップしたことから疑似的なズームを実現するクロップズームが2倍になっています。クロップズームは画像が劣化しやすいデジタルズームと比較して、画像が劣化しにくい点がメリットです。

iPhone14シリーズでは、広角レンズのイメージセンサーが大きくなっています。下位モデルは従来モデルより49%多く光を取り込めるようになりました。上位モデルはイメージセンサーが65%ほど大きくなっています。8K動画撮影にも対応し、マクロ撮影やApple ProRAW、LiDARスキャナ、望遠レンズもついているのが特徴です。iPhone14やiPhone14 Plusは超広角レンズ・広角レンズどちらも1200万画素となっています。

iPhone13シリーズ

iPhone13シリーズは写真の背景をぼかせるシネマティックモードに対応しています。iPhone13ProiPhone13Pro Maxは望遠カメラ、マクロ撮影、Apple ProRAWに対応しています。超広角レンズが1200万画素で1/3.4型、広角レンズが1200万画素で1/1.66型です。iPhone13iPhone13 miniは超広角レンズが1200万画素で1/3.4型、広角レンズが1200万画素で1/1.77型となっています。13シリーズからあらかじめ設定しておけば、自分好みのトーン(コントラスト)と暖かみに調整できるフォトグラフスタイルも利用できるようになりました。

マクロ撮影は間近で何かを撮影したいときに便利な機能です。たとえば、レンズから2~3cm程度しか離れていない場所のものを撮影しようとすると、通常はぼやけてしまいます。そのため、後で編集しなければなりません。マクロ撮影は間近で撮影してもぼけてしまうことがないため、たとえば、食べ物や生き物、植物などを撮影したいときに細かな部分まではっきりと写せます。

iPhone12シリーズ

iPhone12ProやiPhone12Pro Maxで便利なのが、夜間でも素早くオートフォーカスができるLiDARスキャナ。LiDARスキャナがあれば、ポートレードモードの精度も向上するため、夜間に撮影した写真でも明るく、よりきれいな出来上がりになります。LiDARは撮影時に特殊なレーザーで撮影対象との距離を自動的に計測することが可能です。iPhone11シリーズとの違いは広角カメラのF値が1.6に向上し、ナイトモードが超広角カメラやインカメラでも使える点です。また、より明るく、ハッキリした映像になるHDR動画(ドルビービジョン)も対応しています。レンズについては、iPhone12Pro Maxの広角レンズが1200万画素で1/1.77型、iPhone12ProiPhone12iPhone12 miniの超広角レンズが1200万画素で1/3.4型、広角レンズが1200万画素で1/2.55型となっています。

iPhone11シリーズ

iPhone11シリーズ以降は、ナイトモードが搭載されるようになりました。ナイトモードは自動的にオン・オフをするので、暗い場所で撮影する際にも自分でわざわざ切り替える必要がありません。一般的なカメラで撮影した場合は撮影した画像をパソコンで編集しなければなりませんが、iPhone11以降はスマホのみでそれが実現するようになっています。また、13mm相当、1200万画素の超広角レンズが搭載され、カメラ性能も向上しています。超広角レンズは遠近感を出したいときなどにも便利です。動画撮影にも適しているため、望遠カメラも活用しながら動画を撮影すれば、これまでにない動画を撮影できるでしょう。広角レンズは1200万画素で1/2.5型です。

iPhoneSE(第3世代)

iPhone SE(第3世代)はフォトグラフスタイルやポートレードモード、スマートHDR4、Deep Fusionに対応しています。レンズは広角レンズが1200万画素、超広角レンズが700万画素です。目で見た風景をそのまま写真に写し出せます。そのため、写真撮影に慣れていない人でも手軽にきれいな写真を撮れるのが魅力です。ナイトモードには非対応ですが、夜間や暗所でもある程度の光があればきれいに撮影ができます。

ズーム機能を活用して撮影すると、色味や質感までしっかり感じられる写真に仕上げることが可能です。ポートレートモードは一眼レフカメラで撮影したときのように、被写体の背景をあえてぼかし、被写体を際立たせられます。そのため、一眼レフカメラが好きな人にとっても魅力的なiPhoneであるといえるでしょう。

iPhoneSE(第2世代)

iPhoneSE(第2世代)は、コンパクトながらも高性能なカメラを搭載しており、日常の写真撮影から高度な写真加工まで幅広く対応しています。このモデルのメインカメラは1200万画素の単焦点レンズを採用し、優れた画質を提供しています。

ポートレートモードもこのモデルの魅力の一つで、被写体を美しく際立たせることができます。背景をぼかしたアーティスティックな写真が簡単に撮影できるため、人物写真において特に優れたパフォーマンスを発揮します。さらに、スマートHDR機能により、光と影のバランスを自動で調整し、より自然で詳細な画像を捉えることが可能です。

フロントカメラも700万画素と高解像度で、セルフィーやビデオ通話にも最適です。メインカメラだけでなく、フロントカメラも人物のみポートレートモードとHDR機能をサポートしており、自撮りでもきれいな写真が撮影できます。iPhoneSE(第2世代)は、iPhone8と比べてチップの処理性能が大幅に向上し、スマートHDRやポートレートモードに対応したことも特徴の一つです。

毎年新作が出るたびにカメラ性能も進化しているのか?

Appleは毎年発売している新作iPhoneでカメラ性能を進化させることに注力しており、iPhone15シリーズでは従来の4倍の性能アップとなりました。これにより、新しいiPhone14シリーズと比較して、より優れたカメラ機能を搭載したiPhoneを市場に投入しました。

新しいiPhoneモデルでは、より高い画素数、改善された低光量撮影能力、ダイナミックレンジの拡大、ポートレートモードの精度向上など、多面的なカメラ性能の向上が見られます。また、AIによるシーン認識技術の進歩は、撮影状況に応じた最適な設定を自動で行うことを可能にしています。

さらに、多様な撮影ニーズに応えるために、ワイドアングルレンズや望遠レンズ、超広角レンズなど、異なる種類のレンズを搭載するモデルが増えています。これによりiPhoneユーザーは、従来のモデルよりもきれいで創造的な写真の撮影が可能になっています。

最新のハイエンドモデルであるiPhone15 Pro Maxは、従来の5倍の光学ズームが可能となり、遠くの被写体を撮影することが多い人など、カメラ機能にこだわっている人に向けて性能をアップさせています。

iPhone15のカメラ性能に関するよくある質問

iPhone15シリーズを購入する際には多くの疑問を持つ人も多いでしょう。その中でも特によく発生する疑問に下記のようなものがあります。

ここからは上記について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

iPhone15のカメラの数は?

iPhone15とiPhone15 Plusのカメラの数はアウトカメラが2つ、インカメラが1つ搭載されています。アウトカメラは超広角カメラとメインカメラの2つとなっています。また、ハイエンドモデルであるiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxのカメラの数はアウトカメラが3つ、インカメラが1つ搭載されています。

iPhone15では、広角カメラが4800万画素と従来モデルの4倍の解像度をそなえたカメラを搭載。その結果、これまでのiPhoneよりもより高精細な写真が撮影できます。1世代前のiPhone14やiPhone14 Proからはカメラの数は変わっていませんが、画素数についてのみ変更されています。

iPhone15のカメラの画質は?

iPhone15では全てのシリーズで4800万画素の高画質カメラが搭載されています。1世代前のiPhone14 / Plusでは1200万画素となっていたため、約4倍の高画質カメラが採用されました。(iPhone14 Pro / Pro Maxは4800万画素。ミドルレンジモデルでも4800万画素のカメラ性能を搭載)これにより、遠くの被写体を撮影することが可能になります。

iPhone15のカメラの解像度は?

iPhone15では、メインカメラの解像度がデフォルトで24MPに設定されています。この解像度は全てのシリーズで12MP、24MP、48MPで切り替えが可能です。

12MPもしくは24MPで撮影したい場合は、「設定→カメラ→フォーマット→写真モード」と選択すると、12MPもしくは24MPで撮影可能です。

48MPで撮影したい場合は、「設定→カメラ→フォーマット」と選択し、解像度コントロール、またはProRAWと解像度(モデルによる)をオンにすることで撮影が可能です。1世代前のiPhone14/iPhone14 Plusは12MP、iPhone14 Pro/iPhone14 Pro Maxは48MPでの撮影が可能でした。

カメラ性能を比較しながらiPhoneのモデルを選ぼう!

iPhoneはシリーズ、モデルによってカメラ性能は異なります。iPhoneのカメラ性能が向上したので、初心者でも写真撮影などを気軽に楽しめるようになりました。もし、写真撮影を楽しみたいなどカメラ性能を重視しているのであれば、しっかり比較したうえで選択することが大切です。SECOND HANDではさまざまなモデルのiPhoneをリーズナブルに購入できます。欲しいiPhoneがある場合はぜひホームページをのぞいてみてください。

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