iPadを購入しようと思っても、どのモデルを選べばいいのか迷ってしまいます。自分に合うiPadがわからないまま購入してしまったら、無駄な出費になってしまうでしょう。
そこで本記事では、iPadの各モデルの特徴を徹底比較しています。価格や性能、ディスプレイ、カメラ、対応アクセサリーなど、選ぶときに重要なポイントを詳しく解説します。
本記事を読んで、自分のニーズにピッタリなiPadの選び方を理解し、仕事もプライベートも充実させましょう。
目次
iPadのモデルは4種類
iPadのモデルには、以下の4種類があります。
モデル | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
iPad(無印) | 49,800円〜 | 価格を抑えつつ十分な性能を備えている |
iPad mini | 78,800円〜 | iPadシリーズの中でもっともコンパクトなモデル |
iPad Air | 92,800円〜 | 無印モデルとProモデルの中間に位置するモデル |
iPad Pro | 124,800円〜 | iPadシリーズの最上位モデル |
モデルの特徴を確認してみましょう。
iPad(無印)
iPadの無印モデルは、価格を抑えつつ十分な性能を備えているため、初めてiPadを購入する方や、学生の方におすすめのモデルです。
最新の第10世代では、A14 Bionicチップを搭載し、前モデルと比較して20%以上の性能向上を実現しています。この性能により、日常的なタスクはもちろん、ゲームや動画編集なども快適に行えます。
ディスプレイは10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを採用し、鮮明で色彩豊かな表示が可能です。また、True Toneテクノロジーという技術により、周囲の光の色や明るさに合わせて自動的に色調を調整し、より自然な色味で表示してくれます。
ただし、無印モデルは第2世代のApple Pencilに対応していないため、手書きでのメモやイラスト制作を重視する方は、第1世代のApple Pencilを使用しなくてはなりません。第2世代のApple Pencilを使用したい方は、他のモデルを検討する必要があります。
iPad mini
iPad miniは、iPadシリーズの中でもっともコンパクトなモデルです。片手で持てるサイズ感と、軽量な本体が特徴で、モバイル環境での使用に適しています。
性能面では、最新のiPad mini(第6世代)はA15 Bionicチップを搭載しており、サイズが小さいながらも簡単な動画編集やゲームなどの高負荷なタスクも処理できます。
Apple Pencil(第2世代)にも対応しているため、利用すれば手書きでのメモやイラスト制作も快適です。
一方で、Magic Keyboardには対応していないため、キーボードでの長文入力を重視する方は注意が必要です。 iPad miniでキーボードを使用したい方は、サードパーティ製(他社製)のキーボードを購入することをおすすめします。
iPad Air
iPad Airは、無印モデルとProモデルの中間に位置するモデルです。価格はやや高めですが、高性能なプロセッサと豊富なカラーバリエーションが魅力です。
最新のモデル(第5世代)では、M1チップを搭載し、Proモデルと同等の性能を実現しています。この性能により、写真や動画編集などのクリエイティブな作業も快適に行えます。
カラーバリエーションが豊富なのも特徴で、個性的なカラーリングが好みの方にもおすすめです。また、Magic KeyboardとApple Pencil(第2世代)の両方に対応しているため、キーボードでの入力と手書きでの作業、両方を重視する方にも適しています。
また、正規品よりも安価でキーボードやスタイラスペンを購入したい方は、サードパーティ製の商品を購入する選択肢もあります。
iPad Pro
iPad Proは、iPadシリーズの最上位モデルです。
最新のモデルでは、M2チップを搭載し、他のモデルを圧倒する性能を実現しています。この性能により、4Kビデオ編集やCADソフトでの設計など、非常に高負荷な作業でも快適にこなせます。
12.9インチモデルは、Liquid Retinaディスプレイに加え、Mini LEDバックライト技術を採用したLiquid Retina XDRディスプレイを搭載している点が特徴です。驚異的な明るさと鮮明さを誇り、HDRコンテンツの表示に最適化されています。
また、Magic KeyboardとApple Pencil(第2世代)の両方に対応し、キーボードでの入力と手書きでの作業、両方を高いレベルで実施可能です。
正規品のオプション品は高価であるため、より安価でキーボードやスタイラスペンを購入したい方は、サードパーティ製の商品を購入するのもおすすめです。
ただし、価格が高めなのがネックで、必要な性能と予算とのバランスを考える必要があります。動画編集のような負荷の強い作業を頻繁に行わない限り、無印モデルやmini、Airで十分な場合も多いでしょう。
iPadにはセルラーモデルとWi-Fiモデルがある
前述したようにiPadには4種類がありますが、それぞれの種類にWi-Fiモデルとセルラーモデルの通信手段の違いにより2つのタイプがあります。2つのモデルの違いは以下のとおりです。
ライフスタイルに合わせて、自分に最適なモデルを選びましょう。
モバイル回線を使いたいならセルラーモデル
セルラーモデルは、モバイル回線を利用してインターネットに接続できるため、外出先でもオンラインサービスを利用できるのが最大の特徴です。
たとえば、出先や出張、旅行先でもメールのチェックや資料の閲覧、クラウドストレージへのアクセスなどができます。Wi-Fiスポットを探す必要がなく、場所を選ばずにiPadを使用できるので、ビジネスシーンでの利便性が高いモデルです。
また、通信量を気にせず利用できる大容量プランを契約すれば、通勤・通学時などの移動中に動画コンテンツを楽しめます。そのため、外出先でのエンターテインメント利用にも適しています。
ただし、セルラーモデルはWi-Fiモデルと比較して価格が高くなる傾向です。また、別途通信キャリアとの契約が必要で、月額の通信料がかかることにも注意が必要です。使用頻度と必要性を考慮して、慎重に選ぶことをおすすめします。
Wi-Fiのみで利用するならWi-Fiモデル
Wi-Fiモデルは自宅やオフィス、カフェなどのWi-Fi環境でのみインターネットに接続できるモデルです。セルラーモデルと比べて価格が安いのが魅力で、モバイル回線を利用する必要がない方におすすめです。
たとえば、リビングでのインターネット検索や動画視聴、室内でのメールチェックや資料作成など、固定の場所でiPadを使う場合はWi-Fiモデルで十分でしょう。
また、外出先でもスマホのテザリング機能を利用すれば、iPadをインターネットに接続できます。テザリングを利用する頻度が少ない場合は、Wi-Fiモデルを選ぶことで初期コストや月々の通信量を抑えられます。
モバイル回線の必要性とコストを天秤にかけて、自分の利用スタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。
Wi-Fiモデルが気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
iPadの種類別に違いを比較
iPadの種類の違いについて、以下の観点から解説します。
種類別の違い
違いを確認して、自分に合ったiPadを探してみてください。
項目名 | iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad Pro(11インチ) | iPad Pro(12.9インチ) |
---|---|---|---|---|---|---|
価格※ | 49,800円〜(Wi-Fi) 69,800円〜(セルラー) |
68,800円〜(Wi-Fi) 92,800円〜(セルラー) |
78,800円〜(Wi-Fi) 102,800円〜(セルラー) |
92,800円〜(Wi-Fi) 116,800円〜(セルラー) |
124,800円〜(Wi-Fi) 148,800円〜(セルラー) |
172,800円〜(Wi-Fi) 196,800円〜(セルラー) |
高さ 幅 厚さ 重量 |
250.6 mm 487g(Wi-Fi) |
248.6 mm 477g(Wi-Fi) |
195.4 mm 293g(Wi-Fi) |
247.6 mm 461g(Wi-Fi) |
247.6 mm 468g(Wi-Fi) |
280.6 mm 682g(Wi-Fi) |
プロセッサ(CPU) | A13 Bionic | A14 Bionic | A15 Bionic | M1 | M2 | M2 |
カメラ性能 |
背面:8MPワイドカメラ 前面:12MP超広角カメラ |
背面:12MPワイド 前面:12MP超広角カメラ |
背面:12MPワイドカメラ 前面:12MP超広角カメラ |
背面:12MPワイドカメラ 前面:12MP超広角カメラ |
背面:12MPワイドカメラ、10MP超広角カメラ、LiDARスキャナ 前面:12MPウルトラワイドカメラ |
背面:12MPワイドカメラ、10MP超広角カメラ、LiDARスキャナ 前面:12MPウルトラワイドカメラ |
ディスプレイ |
10.2インチ 2160 x 1620ピクセル |
10.9インチ 2360 x 1640ピクセル |
8.3インチ 2266 x 1488ピクセル |
10.9インチ 2360 x 1640ピクセル |
11インチ 2388 x 1668ピクセル |
12.9インチ 2732 x 2048ピクセル、Mini LEDバックライト |
カラーバリエーション | ・シルバー ・スペースグレイ |
・ブルー ・ピンク ・イエロー ・シルバー |
・スペースグレイ ・ピンク ・パープル ・スターライト |
・スペースグレイ ・スターライト ・ピンク ・パープル ・ブルー |
・シルバー ・スペースグレイ |
・シルバー ・スペースグレイ |
対応キーボード | Smart Keyboard | Magic Keyboard Folio | なし | Magic Keyboard | Magic Keyboard | Magic Keyboard |
認証方式 (Touch ID・Face ID) |
Touch ID | Touch ID(電源ボタン内蔵) | Touch ID(電源ボタン内蔵) | Touch ID(電源ボタン内蔵) | Face ID | Face ID |
対応Apple Pencil | Apple Pencil(第1世代) | Apple Pencil(第1世代) | Apple Pencil(第2世代) | Apple Pencil(第2世代) | Apple Pencil(第2世代) | Apple Pencil(第2世代) |
※Apple公式の新品価格を表示
価格|コスパ重視なら無印かmini
項目名 | iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad Pro(11インチ) | iPad Pro(12.9インチ) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通信方式 | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー |
価格 | 49,800円〜 | 69,800円〜 | 68,800円〜 | 92,800円〜 | 78,800円〜 | 102,800円〜 | 92,800円〜 | 116,800円〜 | 124,800円〜 | 148,800円〜 | 172,800円〜 | 196,800円〜 |
予算重視で、基本的なタスクを快適に行えるiPadを探しているなら、無印モデルがおすすめです。一方、少し予算を増やせる場合は、iPad miniを選ぶことで、よりコンパクトで高性能なiPadを手に入れられます。
iPad AirやProシリーズは、より高価格帯のモデルで基本的には10万円を超えます。これらのモデルは、高性能なチップや高品質なディスプレイを搭載し、高い負荷にも耐えうる性能を誇ります。
しかしコストパフォーマンスを重視する場合は、無印モデルやminiが適しているでしょう。初めてiPadを購入する人やお試しで使ってみたいという人にはおすすめです。
さらに、中古であればiPadを安く購入できます。中古の値段については、以下の記事を参考にしてみてください。
本体サイズ・重量|コンパクトがいいならmini
機種 | 高さ | 幅 | 厚さ | 重量 |
---|---|---|---|---|
iPad(第9世代) | 250.6 mm | 174.1 mm | 7.5 mm | 487g(Wi-Fi) 498g(セルラー) |
iPad(第10世代) | 248.6 mm | 179.5 mm | 7.0 mm | 477g(Wi-Fi) 481g(セルラー) |
iPad mini(第6世代) | 195.4 mm | 134.8 mm | 6.3 mm | 293g(Wi-Fi) 297g(セルラー) |
iPad Air(第5世代) | 247.6 mm | 178.5 mm | 6.1 mm | 461g(Wi-Fi) 462g(セルラー) |
iPad Pro(11インチ) | 247.6 mm | 178.5 mm | 5.9 mm | 468g(Wi-Fi) 470g(セルラー) |
iPad Pro(12.9インチ) | 280.6 mm | 214.9 mm | 6.4 mm | 682g(Wi-Fi) 684g(セルラー) |
iPad miniはもっともコンパクトで軽量なモデルであるため、持ち運びやすさを重視するならiPad miniが最適でしょう。
片手での持ち運びや操作が容易で、バッグやポケットに簡単に収納できるサイズ感です。外出先でのメモ書きや読書、動画視聴など、様々なシーンで活躍します。とくに、移動中の電車やバスの中での使用に適しているでしょう。
一方、画面サイズは8.3インチと、他のiPadシリーズと比べて小さめです。長時間の作業や、複数のアプリを同時に使用する場合、大きなディスプレイでゲームや動画を楽しみたい場合は、少し物足りなさを感じる可能性があります。
これらを重視するなら画面サイズの大きい他のモデルを検討することをおすすめします。
プロセッサ(CPU)|性能重視ならPro
機種 | プロセッサ(CPU) |
---|---|
iPad(第9世代) | A13 Bionic |
iPad(第10世代) | A14 Bionic |
iPad mini(第6世代) | A15 Bionic |
iPad Air(第5世代) | M1 |
iPad Pro(11インチ) | M2 |
iPad Pro(12.9インチ) | M2 |
動画編集やグラフィック制作など高度な作業を行うクリエイターや、常に最高の性能を求める方は、iPad Proがおすすめです。
iPad Proシリーズは、iPadシリーズの中で最高の性能を誇るM2チップを搭載しています。M2チップは、Appleが独自に開発したCPUで8コアCPUと10コアGPUを備え、複雑な作業やグラフィック処理を高速かつスムーズに実行可能です。4Kビデオ編集やグラフィックデザイン、3Dモデリングなど、プロレベルのタスクもこなせます。
また、大容量のメモリ容量(RAM)を搭載しているため、マルチタスクの処理も快適です。複数のアプリを同時に使用する場合でも、サクサクとした動作を実現します。
一方、プライベートでの利用や、メールや資料作成のみの利用であれば、他のiPadモデルでも十分な性能を発揮します。一般的な使用であれば、より安価なモデルを選ぶことで、コストパフォーマンスを高められるでしょう。
カメラ|Proなら超広角も撮影可能
項目名 | iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad Pro(11インチ) | iPad Pro(12.9インチ) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カメラ位置 | 背面 | 前面 | 背面 | 前面 | 背面 | 前面 | 背面 | 前面 | 背面 | 前面 | 背面 | 前面 |
カメラ性能 | 8MP ワイドカメラ |
12MP 超広角カメラ |
12MP ワイドカメラ |
12MP 超広角カメラ |
12MP ワイドカメラ |
12MP 超広角カメラ |
12MP ワイドカメラ |
12MP 超広角カメラ |
12MP 10MP LiDAR |
12MP ウルトラワイド カメラ |
12MP 10MP LiDAR |
12MP ウルトラワイド カメラ |
超広角カメラやLiDARスキャナによる拡張機能を求める場合は、Proがおすすめです。
iPad Proは、他のiPadモデルと比べて、もっとも高性能なカメラシステムを搭載しています。背面には、12MPワイドカメラと10MP超広角カメラ、LiDARスキャナが備わっており、通常の写真撮影だけでなく、超広角での撮影も可能です。より広い範囲を捉えられるので、風景や建物の撮影に適しています。
また、LiDARスキャナにより、AR(拡張現実)体験がより正確かつ没入感のあるものになります。AR計測アプリやゲームなどを楽しむ際に、より高度な表現が可能です。
前面カメラは12MPウルトラワイドカメラで、センターステージ機能に対応しています。ビデオ通話中に自動的にユーザーの位置を追跡し、フレーミングを最適化してくれます。複数人でのビデオ通話や、動きのある撮影にも最適です。
他のモデルも高品質な写真・動画撮影は可能ですが、カメラ性能を樹脂する方はiPad Proを検討してみてください。
ディスプレイ|画質を重視するならPro
項目名 | iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad Pro(11インチ) | iPad Pro(12.9インチ) |
---|---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ |
10.2インチ 2160 x 1620ピクセル |
10.9インチ 2360 x 1640ピクセル |
8.3インチ 2266 x 1488ピクセル |
10.9インチ 2360 x 1640ピクセル |
11インチ 2388 x 1668ピクセル |
12.9インチ 2732 x 2048ピクセル、 |
iPad Proは、iPadシリーズの中で最高品質のディスプレイを搭載しています。12.9インチモデルには、Liquid Retina XDRディスプレイが採用されており、Mini LEDバックライト技術により、深い黒と明るい白、鮮やかな色を実現しました。また、HDRコンテンツの表示に最適で、写真や動画の編集作業にも適しています。
11インチモデルは、Liquid Retinaディスプレイを搭載しており、高い色再現性と広色域をカバーしており、クリエイティブな作業に十分な品質をもっています。
他のiPadモデルも、Retinaディスプレイや Liquid Retinaディスプレイを搭載し、高品質な表示が可能ですが、最高の画質を求めるならiPad Proが最適でしょう。
ただし、一般的な使用であれば、他のiPadモデルのディスプレイでも十分な品質です。コストとのバランスを考え、必要な品質レベルに応じて選択することが大切です。
カラーバリエーション|Airは種類が豊富
項目名 | iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad Pro(11インチ) | iPad Pro(12.9インチ) |
---|---|---|---|---|---|---|
カラーバリエーション | ・シルバー ・スペースグレイ |
・ブルー ・ピンク ・イエロー ・シルバー |
・スペースグレイ ・ピンク ・パープル ・スターライト |
・スペースグレイ ・スターライト ・ピンク ・パープル ・ブルー |
・シルバー ・スペースグレイ |
・シルバー ・スペースグレイ |
iPad Air(第5世代)は、iPadシリーズの中でもっとも豊富なカラーバリエーションが用意されています。スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色が用意されており、個性的かつポップな美しいカラーリングが特徴です。
ただし、他のモデルもiPad Airにはないカラーが用意されています。好みの色を選ぶことで、自分らしさを表現でき、カバーやケースとのコーディネートを楽しめます。
キーボード|miniはMagic Keyboardに未対応なので注意
機種 | 対応キーボード |
---|---|
iPad(第9世代) | Smart Keyboard |
iPad(第10世代) | Magic Keyboard Folio |
iPad mini(第6世代) | なし |
iPad Air(第5世代) | Magic Keyboard |
iPad Pro(11インチ) | Magic Keyboard |
iPad Pro(12.9インチ) | Magic Keyboard |
画像引用:11インチiPad Pro(第4世代)・iPad Air(第5世代)用Magic Keyboard – 日本語 – ホワイト – Apple(日本)
iPad Pro(11インチ / 12.9インチ)とiPad Air(第5世代)はMagic Keyboardに対応しているため、タイピングの快適性を重視する方に最適です。
Magic Keyboardとは、Apple純正キーボードで高品質なタイピング体験とトラックパッド、バックライトキーを備えています。
また、iPad(第10世代)には、Magic Keyboard Folioが用意されています。これは、キーボードとスタンド機能を備えたケースで、簡単に脱着できる点が特徴です。
またiPad(第9世代)は、Smart Keyboardに対応しています。シンプルな設計で、必要最低限のタイピング機能を提供します。
ただし、iPad mini(第6世代)はMagic Keyboardに対応していません。タイピングを重視する場合は、他のiPadモデルを選ぶ必要があります。
キーボードの必要性とiPadのサイズ、予算とのバランスを考慮して、モデルを選ぶことが大切です。とくにiPad miniを検討する際は、Magic Keyboardが使えないことを念頭に置いておきましょう。
認証方式(Touch ID・Face ID)|Face IDはProのみ対応
機種 | 認証方式(Touch ID・Face ID) |
---|---|
iPad(第9世代) | Touch ID |
iPad(第10世代) | Touch ID(電源ボタン内蔵) |
iPad mini(第6世代) | Touch ID(電源ボタン内蔵) |
iPad Air(第5世代) | Touch ID(電源ボタン内蔵) |
iPad Pro(11インチ) | Face ID |
iPad Pro(12.9インチ) | Face ID |
iPadシリーズでは、指紋認証(Touch ID)と顔認証(Face ID)の2種類の生体認証方式が採用されています。
iPad Pro(11インチ / 12.9インチ)はFace IDに対応しており、マスクをしていても認証可能です。
一方、他のiPadモデルはTouch IDを採用しています。iPad Air(第5世代)、iPad mini(第6世代)、iPad(第10世代)は、電源ボタンに内蔵されたTouch IDセンサーにより、指紋認証が可能です。iPad(第9世代)は、ホームボタンに統合されたTouch IDセンサーを備えています。
どちらの認証方式も高いセキュリティを提供しますが、Face IDはよりスピーディーな認証が可能です。とくに、マスクをしたままでも認証できる点は、病院・人混みでの感染症対策や、花粉対策をしている状況において大きなメリットと言えるでしょう。
Apple Pencil|無印は第2世代に未対応なので注意
機種 | 対応Apple Pencil |
---|---|
iPad(第9世代) | Apple Pencil(第1世代) |
iPad(第10世代) | Apple Pencil(第1世代) |
iPad mini(第6世代) | Apple Pencil(第2世代) |
iPad Air(第5世代) | Apple Pencil(第2世代) |
iPad Pro(11インチ) | Apple Pencil(第2世代) |
iPad Pro(12.9インチ) | Apple Pencil(第2世代) |
画像引用:Apple Pencil(USB-C)を購入 – Apple(日本)
Apple Pencilは、iPadシリーズ専用のスタイラスペンです。高精度な筆圧検知とチルト検知(傾きを検出するセンサー)により、自然で直感的な描画をiPadで行えます。クリエイティブな作業はもちろん、手書きメモやスケッチなどにも活用できる便利なアクセサリーです。
現在、Apple Pencilには第1世代と第2世代の2種類があります。第2世代モデルは、磁気アタッチメントによる充電とペアリング、ダブルタップによる機能切り替えなど、利便性が向上しました。
iPad Pro(11インチ / 12.9インチ)、iPad Air(第5世代)、iPad mini(第6世代)は、Apple Pencil(第2世代)に対応しています。
一方、iPad(第9世代)とiPad(第10世代)は、Apple Pencil(第1世代)のみに対応しています。そのため、第2世代のApple Pencilを使いたい場合は、他のiPadモデルを選ぶ必要があります。
Apple Pencilの必要性と、対応モデルを確認して、iPadを選ぶことが大切でしょう。クリエイティブな作業を頻繁に行う場合は、Apple Pencil(第2世代)対応モデルがおすすめです。
iPadはどの種類がおすすめ?
iPadの性能や価格から、ニーズにあったおすすめのモデルを紹介します。
ニーズ別のおすすめモデル
解説を読んで、自分にピッタリのiPadを見つけましょう。
iPadを初めて購入する方は、以下の記事も参考にしてみてください。
性能とコスパのバランスを求めるならiPad(無印)
高い性能を求めず、コスパを重視する人におすすめのモデルです。
項目名 | iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad Pro(11インチ) | iPad Pro(12.9インチ) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通信方式 | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー | Wi-Fi | セルラー |
価格 | 49,800円〜 | 69,800円〜 | 68,800円〜 | 92,800円〜 | 78,800円〜 | 102,800円〜 | 92,800円〜 | 116,800円〜 | 124,800円〜 | 148,800円〜 | 172,800円〜 | 196,800円〜 |
とくに最新の第10世代は、A14 Bionicチップを搭載しています。日常的なタスクはもちろん、ゲームや動画編集なども快適に行えます。
また、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを採用し、鮮明で色彩豊かな表示が可能です。Apple Pencil(第1世代)にも対応しているため、手書きメモやスケッチなども楽しめます。
iPadシリーズの中でもっともコストパフォーマンスが高いのが、iPad(無印)モデルです。
常にiPadを持ち運びたい人はiPad mini
iPad miniは、iPadシリーズの中でもっともコンパクトであるため、常にiPadを持ち歩きたい人、通勤・通学の電車内などで使いたい人におすすめのモデルです。
A15 Bionicチップを搭載しているため、サイズが小さいながらも、簡単な動画編集やゲームなどの高負荷なタスクもこなせます。また、Apple Pencil(第2世代)にも対応しているため、外出先でのメモ書きやスケッチにも最適です。
ただし、画面サイズが小さいため、長時間の作業には向きません。用途とのバランスを考えて選ぶことが大切でしょう。
ほどほどの性能を求めるならiPad Air
iPad Airは、無印モデルとProモデルの中間に位置するモデルで、性能とデザイン、使い勝手のバランスが取れたモデルを探している人に最適なiPadです。
iPad Airは最新のM1チップを搭載し、写真や動画編集などのクリエイティブな作業も快適に行えます。
Apple Pencil(第2世代)とMagic Keyboardにも対応しており、作業効率を高められる点もポイントです。また、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色のカラーバリエーションが用意されているのも特徴で、個性的なデザインが好みの人にもおすすめです。
最高性能を求める人はiPad Pro
iPadシリーズの最上位モデルであるiPad Proは、最高の性能と多機能を求める方や、プロフェッショナルな用途で使う人におすすめのモデルです。
最新のM2チップを搭載し、他のモデルよりも高い処理能力をもっているため、負荷が高いゲームや動画編集ソフト、イラストソフトもサクサク動きます。
カメラ性能も高く、超広角カメラとLiDARスキャナを搭載しており、AR(拡張現実)の機能も活用できます。
もっとも高いスペックを求める方は、iPad Proを検討してみましょう。ただし、価格が高めなので、必要な性能とのバランスを見極めることが大切です。
iPadを購入できる場所
自分に合ったiPadが決まったら、以下の場所で購入を検討してみてください。
iPadを購入できる場所
それぞれの特徴について、詳しく解説します。
Apple公式
iPadを購入する際の選択肢として、Apple公式サイトやApple Storeがあります。新品のiPadを購入できるのはもちろん、製品に関する詳しい情報や各種サポートを直接受けられる点が大きなメリットです。
またApple公式サイトでは、各モデルのカスタマイズが可能です。ストレージ容量やWi-Fi・セルラーモデルの選択、AppleCare+の加入など、自分の好みに合わせて構成できます。
ただし、価格は定価であり、他の販売店と比べて割引やセールはあまり期待できません。在庫状況によっては、発送までに時間がかかる場合もあるので注意が必要です。
家電量販店
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店も、iPadの主要な購入場所です。店頭で実機を手に取って確認できたり、販売員に直接相談できたりするので、購入前の疑問点を解決しやすいでしょう。
また、各店舗独自のポイント制度や割引セールを実施していることがあり、お得に購入できるチャンスもあります。家電量販店独自のサポートや保証サービスを受けられる点も魅力です。
ただし、在庫状況は店舗によって異なるため、ほしいモデルやカラーが売り切れている可能性もあります。在庫確認や取り寄せは事前に行いましょう。
フリマ・オークションサイト
メルカリ、ヤフオク!などのフリマアプリやオークションサイトでも、新品・中古のiPadを購入できます。他の購入場所と比べて大幅な割引価格で出品されていることがあり、お得に購入できる可能性があります。
ただし、個人間の取引であるため、製品の状態や動作保証は保証されていません。トラブルを避けるためにも、出品者の評価や販売実績をしっかりと確認し、できるだけ信頼できる相手から購入することが大切です。
また、初期不良や故障時のサポートは、基本的に受けられません。トラブルのリスクを理解した上で利用することが重要です。
中古iPadを購入する際には、以下の記事を参考にしてトラブルを回避しましょう。
中古スマホショップ
iPadは、中古スマホショップでも取り扱いがあり、新品と比べて安く購入できるのが魅力です。しかし、中古のiPadを購入する際には、いくつか注意点があります。
たとえば、バッテリーの劣化具合や、本体の傷・汚れ、動作の不具合などは、初心者の方には見分けが難しいポイントです。また、安心して使えるかどうかは、販売店の検品基準や保証内容にも左右されます。
そこでおすすめしたいのが、中古スマホショップの「セカハン」です。セカハンでは、専門スタッフによる厳しい検品基準を設けており、高品質な中古品のみを取り扱っています。
セカハンで販売しているiPadは、動作チェックや清掃、初期化を徹底的に行っているため、初心者の方でも安心して購入できます。万が一の故障にも、購入後の一定期間は無償で修理や交換に対応してくれる独自の保証サービスが付いているので安心です。
iPadの中古品を購入したい場合、セカハンなら品質と保証の面で信頼できるでしょう。専門スタッフによる丁寧な対応と、充実したアフターサービスも大きな魅力です。
初めての中古iPad購入で不安がある方は、ぜひセカハンを検討してみてください。高品質な製品を、お得な価格で手に入れられるチャンスです。
できるだけiPadを安く購入したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
iPadの種類別の違いを理解して自分に合ったモデルを選ぼう
iPadには主に4種類があり、それぞれ特徴が異なります。ニーズにあった特徴をもつモデルを購入することで、より満足度の高いデバイスを入手できます。
購入する際は、Apple公式や家電量販店を利用する方法もありますが、安く手に入れたいのであれば中古品を購入することも検討してみてください。
中古iPhone販売店「セカハン」では、高品質な中古iPadも取り揃えています。
厳格なチェックを通ったiPadのみを取り扱っているため、購入後のトラブルの心配がない点が魅力です。また、アフターサポートも充実しているため、より安心して中古iPadを入手できます。
自分に合ったiPadを安心・安全に入手したい方は、セカハンの利用を検討してみてください。