iPhoneへの乗り換えを考える時、最新スペックが高い(ProやPro MAX)モデルに乗り換えるのは価格が高いので足踏みしてしまう人も多いでしょう。
しかし第2世代・第3世代のiPhone SEはコストパフォーマンスに優れた端末で、最新機種ほどの高スペックを求めていない人には最適な機種といえます。
そこで今回は、iPhone SEに乗り換える方法や、さらに安く手に入る中古購入についても解説していきます。本記事を読めばiPhone SE乗り換えを、お得かつスムーズに行えるようになるでしょう。
目次
iPhone SEに乗り換えする方法3選
iPhone SEに乗り換える方法は、以下の3つです。
iPhone SEへの乗り換え方法
それぞれの購入方法について、詳しく解説します。
1. Apple公式で購入
iPhone SE(第3世代)はApple公式での購入が安く済みます。
オンラインストアで販売されているAppleギフトカードを不定期開催のキャンペーン時に購入すれば、通常価格よりお得に購入できるためです。たとえば、2024年1月時点で開催している主なキャンペーンは以下のとおりです。
キャンペーン | 開催場所 | 特典内容 | 期間 |
---|---|---|---|
楽天市場キャンペーン | 楽天市場 | 楽天からギフトカード購入でポイント還元 (最大20%) |
不定期 |
コンビニキャンペーン | コンビニ(全国) | 10%程度のポイント還元 | 不定期 |
iPhone SEストレージ別の価格については以下の通りです。
容量 | 価格 |
---|---|
64GB | 62,800円 |
128GB | 69,800円 |
256GB | 84,800円 |
ギフトカードを安く購入することで、上記の価格よりもお得にiPhone SEを購入できるようになります。
また、公式ではiPhoneの下取りも行っています。下取りすると購入額から割引できるため、古いiPhoneを持っている方は下取りを検討してみてください。
iPhoneを下取りに出したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
2. キャリアで購入
キャリアでiPhone SEの購入を考える場合、キャリアの乗り換えによる割引を受けられる場合があります。
乗り換えをうまく利用することで、安くiPhone SEを購入できる場合があるため、積極的に活用しましょう。
キャリアのキャンペーンについては、次の章で紹介しているため、参考にしてみてください。
3. 家電量販店で購入
家電量販店で購入する場合の基本価格はAppleストアと同じですが、特徴的なのは「本体代が一括1円」のように破格のキャンペーンがある点で、高額な本体代を安く購入できます。2023年に実施されたヨドバシカメラやヤマダ電機のキャンペーン内容は、以下のとおりです。
家電量販店 | キャンペーン内容 |
---|---|
ヨドバシカメラ | 対象機種:iPhone13 mini 24ヶ月目に本体返却・対象プラン加入・他社から乗り換えを条件に本体代月額1円 |
ヤマダ電機 | 対象機種:iPhone13・14 24ヶ月目に本体返却・対象プラン加入・他社から乗り換えを条件に本体代月額1円 |
※2024年1月時点でキャンペーンなし
キャンペーンは不定期開催であるため、公式ページやX(旧Twitter)などでこまめに情報をチェックしましょう。
ただし、家電量販店での購入はお得になるケースがある一方、想定以上に高くつく場合もあるため注意しましょう。
注意点に関しては、次の章で詳しく解説しているため、しっかり確認してください。
iPhone SEの乗り換えキャンペーン一覧
iPhone SEへ乗り換える際は、以下のキャンペーンを使用するとお得に乗り換えが可能です。
キャリア名 | キャンペーン内容 | iPhone SE3(64GB) の通常価格 |
iPhone SE3(64GB) の割引後価格 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 楽天モバイルのプランに初めて申し込み & 対象iPhone購入で最大12,000円相当の楽天ポイント還元 | 通常:63,900円 | 割引後:51,900円 |
au | オンラインショップからMNP乗り換え※で機種代金22,000円割引 | 通常:70,935円 | 割引後:48,935円 |
ソフトバンク | オンラインショップからMNP乗り換えで機種代金21,984円割引 | 通常:73,440円 | 割引後:51,456円 |
ドコモ | eximoプランに乗り換えでdポイント20,000円相当還元 | 通常:73,370円 | 割引後:53,370円 |
ahamo | いつでもカエドキプログラム利用可能 | – | – |
UQモバイル | オンラインショップ乗り換えおトク割で22,000円割引 | 通常:70,935円 | 割引後:48,935円 |
ワイモバイル | 乗り換えで機種代金18,000円割引 | 通常:73,440円 | 割引後:55,440円 |
IIJmio | 乗り換えで中古(未使用品・美品)iPhoneが特価 | 通常:54,980円 | 割引後:39,800円 |
2024年1月17日時点※元の電話番号のまま新しいキャリアに移行すること
基本的に、どのキャリアでも同じような価格帯で購入できるようになります。安さを求める場合は、IIJmioのような中古での購入もおすすめです。
一括1円・0円キャンペーンの注意点
一括1円・0円キャンペーンは一見魅力的ですが、実際には多くの条件や制約が伴います。
注意点 | 説明 |
---|---|
高額プランの加入が必要 | キャンペーン価格で購入するためには、高額な通信プランへの加入が求められることがあります。 |
多数のオプション加入が必要 | 追加のオプションサービスへの加入を求められ、結果的に総コストが高くなる可能性があります。 |
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)が条件 | 特定のキャンペーンでは、他キャリアからの番号移行が条件となっている場合があります。 |
長期契約の束縛 | 低価格での購入には長期契約が必要であり、途中解約には違約金が発生する可能性があります。 |
一括1円・0円キャンペーンを利用する場合は、これらの条件をよく理解し、総コストや契約条件を検討した上で判断することが重要です。
iPhone SEへ安く乗り換えたいなら中古もおすすめ
iPhone SEへ安く乗り換えたい場合は、中古で購入するのもおすすめです。中古で購入すると、以下の価格で購入できるようになります。
iPhoneのモデル | 新品価格※1 | 中古価格※2 |
---|---|---|
iPhone SE(第3世代) | 54,278円〜 | 29,400円〜 |
iPhone SE(第2世代) | 50,000円〜 | 19,000円〜 |
※1:価格.comでの販売価格参照
※2:セカハンでの販売価格参照
iPhone SEを安く買うなら中古もおすすめ
それぞれの項目について、詳しく解説します。
ネットや実店舗の中古ショップで購入
iPhone SEの中古品を選ぶメリットはコスト面です。
ショップによって中古価格は前後します。相場として第3世代(64GB)ならば3万~5万円。第2世代(64GB)ならおおむね2万〜3万円台で販売されていることが多いです。
コスト面で魅力の大きい中古品ですが、購入時にはSIMロックの状態を確認することも大切です。
SIMロックとは、特定のキャリアのSIMカードのみで利用できるように端末が制限されている状態を指します。
もし中古スマホがSIMロックされている場合、端末はそのキャリアのSIMカードでしか使用できません。
※補足
総務省の指導により2021年10月1日からSIMロックが廃止されました。そのため現在、大手キャリアであるau、docomo、SoftBankから発売されるスマホは全てSIMフリーです。
他のキャリアのSIMカードを使用する予定がある場合は、SIMロック解除済みの端末を選ぶか、解除可能かどうかを事前に確認する必要があります。
SIMフリーのiPhoneを探す方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
また、中古のiPhoneを購入するときの注意点についてまとめた記事もありますので、合わせて読むと中古デバイスの購入への不安がなくなります。
オークションや個人売買には注意
メルカリやヤフオクなどの個人間取引で、格安のiPhone SEを購入する方法もあります。たとえばメルカリでは、2024年1月時点で以下の価格からiPhone SEが販売されています。
iPhoneのモデル | 新品価格※1 | 中古価格※2 |
---|---|---|
iPhone SE(第3世代) | 54,278円〜 | 40,000円〜 |
iPhone SE(第2世代) | 50,000円〜 | 15,000円〜 |
※1:価格.comでの販売価格参照
※2:メルカリの販売価格参照
しかし、オークションや個人売買では、出品者側が故障・破損、動作チェックなどを行っていない場合があります。そのため、記載されている内容よりも、実際の状態が悪いという可能性があるのです。
また代金未払いで利用制限を受けた端末や、SIMロック解除がされていない端末が出回っていることもあります。
個人売買はトラブルにつながることもあるため、安くても安易に手を出さないほうが無難です。
iPhone SEの乗り換えについてよくある質問
iPhone SEに関してよくある質問を2つ用意しました。
質問に対する回答を参考にしてみてください。
iPhone SEは何年まで使えますか?
iPhone SEの使用年数は、Appleの公式見解では3年です。ただし、実際には3年より長く使える場合も多くあります。
iPhone SEは、2022年3月に発売されたモデルです。iOSのサポート期間は、発売から5年とされています。そのため、iPhone SEは2027年3月までiOSの最新バージョンを利用でき、その間は最新の機能やセキュリティアップデートを適用できます。
また、iPhone SEはハードウェア性能も十分に高く、日常的な使い方であれば、3年以上問題なく使用できるでしょう。ただし、バッテリーの劣化や、最新のゲームやアプリに対応できないなどの問題が発生する可能性もあります。
iPhone SEはもう古いですか?
iPhone SE(第3世代)は、2022年3月に発売されたモデルであり、最新のiPhoneと比べると、性能や機能面で劣っている部分があります。そのため、最新のiPhoneを求めるユーザーにとっては、古く感じるかもしれません。
しかし、iPhone SEは、コンパクトなサイズや、指紋認証 Touch IDを搭載していることなどのメリットもあります。また、価格も比較的安価に設定されています。
そのため、最新のiPhoneの性能や機能を求めないユーザーにとっては、十分に使えるスマートフォンといえるでしょう。
iPhone SEへお得に乗り換えるならセカハンをチェック!
iPhone SEはサイズ感やコスパの良さから人気が高い機種です。
Apple公式や各携帯キャリア、家電量販店などで購入可能なことに加え、お得な乗り換えキャンペーンも各社で用意されています。
性能や最新機種にこだわらず安いiPhone SEを手に入れたいのなら、中古ショップを視野に入れていることもひとつの方法です。セカハンでもiPhone SEが販売されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。