iPhone 13が中古販売されているのを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。iPhone 14が2022年9月に販売されて以来、新モデルに変えたい人などもいるため、iPhone 13が中古市場に登場する機会も増えているようです。そこで、今回はiPhoneの買取価格の傾向と、できるだけ高額買取してもらうためにどのような工夫をすればよいのかポイントを解説します。
iPhone 13の買取価格が高い理由
まず、なぜiPhone 13の買取価格が高額傾向にあるのかについて見てみましょう。iPhone 13の中古買取価格が高い理由は大きく分けて「iPhone 13から14にかけて大きな変化がない」「iOSのサポート期間がまだ十分ある」の2つがあります。それぞれについて以下で詳しく解説します。
13から14で大きく変化していないから
iPhoneはモデルチェンジによって、より便利な機能が追加されていることがあります。その場合、型落ちモデルは価値が下がることから、値段が大幅に下がってしまいます。では、iPhone 13はどうなのかといえば、iPhone 13とiPhone 14についてはほとんど違いがありません。あえて言うならばiPhone 13のメモリが4GBなのに対し、iPhone 14は6GBあるといった点でしょう。ただ、iPhone 13 ProやiPhone 13 Pro Maxは6GBあります。
ほかには、上位モデルでプロセッサが1世代上がっている点やカメラの広角レンズの画素数がアップした点も異なっている部分です。新モデルといっても大幅な進化といえるほどの違いはなく、特別こだわりがあるわけでなければ、1世代前のiPhone 13で十分と考える人も少なくありません。iPhone 13自体も人気機種なので需要も多く、買取価格が高額になる傾向があります。
iOSのサポート期間がまだ十分にあるから
中古iPhoneを購入しても、すぐにiOSのサポート期間が終わってしまうと長期間使うことができません。そのため、できれば新品購入時と同じくらいの期間使用できるものが欲しい人は多いようです。iOSはiPhone 14 Proで1世代上がっていますが、iPhone 14の下位モデルについてはiPhone 13と変わっていませんでした。ただ、2023年2月現在で、iPhone 14シリーズの最新iOSは「16.3.1」、iPhone 13シリーズの最新iOSも同じく「16.3.1」です。つまり、iPhone 13のiOSのサポート期間は当分あるので安心して購入できます。しかも、iPhone 13自体の需要が高いので、買取価格も高いです。
ちなみに、iPhoneのiOSバージョンは「設定」「一般」「情報」「バージョン」という流れで確認できます。もしiPhone 13のiOSが最新バージョンでなかったとしても、自分で最新バージョンにアップデートすることが可能です。アップデートするためには十分なバッテリー量と20分～数時間の時間がかかりますが、パソコンを使う方法と使わない方法が2つ用意されています。いずれの方法も難しくはないので、時間があるときにアップデートしておきましょう。
買取価格は端末の状態と査定で大きく変わる
iPhone 13はシリーズ全体的に買取価格が高額傾向にあります。ただ、モデルによって大きな差があり、上位モデルのiPhone 13 ProやiPhone 13 Pro Maxで状態が良いものの買取価格は新品と比較しても2万円前後しか下がっていません。たとえば、iPhone 13 Pro（128GB）は発売当初約11万円で販売されており、中古買取価格は10万円前後です。iPhone 13 Pro Max（128GB）は発売当初約12万円でしたが、中古買取価格は約11万円となっています。
一般的に、中古iPhoneは容量が大きいほど高額になる傾向がありますが、新品価格も容量が大きいほど高いです。そのため、下がり幅自体はほとんど変わらず、なかでもAppleのSIMフリー版に関しては買取価格が高めといえます。同じiPhone 13であっても下位モデルについては買取価格が4万円前後～9万3000円と幅広いです。このように、端末の状態や買取業者次第で査定額に大きな差がついています。
iPhone 13を高く売るための工夫
iPhone 13は付属品がない、傷がついているといった状態でも買取してもらえるケースが多いです。ただ、あくまでもジャンク品としての買取になるため、相場の10分の1程度の値段になってしまいます。せっかく高額買取をしてもらえるiPhone 13を安い価格で買い取ってもらうのはもったいないです。そのため、iPhone 13をできるだけ高額買取してもらうには普段から大切に扱うようにするだけではなく、ネットワークの利用制限を確認したうえで外しておくのもひとつの方法になります。その際にはバックアップをとっておき、データ移行をしてから初期化してSIMカードを抜いておきましょう。ネットワークの利用制限が残っている場合や初期化されていないiPhone 13は買い取ってもらえないので注意が必要です。
また、iPhone 13の付属品や箱はできるだけ大事に保管しておくのがおすすめです。さらに、本体と付属品は自分でできる限りでよいのできれいに掃除しておきましょう。状態が良いものほど高額査定されるので、査定してもらう前にできることはすべて行っておくのが無難です。そのうえで、買取キャンペーンなどをしているタイミングに買い取ってもらうと、より高額な査定額が出る可能性があります。
中古で購入するときは良いものをより安く買う工夫をしよう
中古のiPhone 13を買い取ってもらいたいときは高額査定になるように工夫する必要があります。逆に、良い状態のものをできるだけ安く購入したいときもタイミングや工夫が大事です。さまざまな業者がありますが、SECOND HAND（セカハン）のiPhone 13は検査・クリーニングがしっかりされており、サポート体制も1年間ついているので安心して購入できます。状態が良く、新品に近いiPhone 13を購入したいときはSECOND HAND（セカハン）をチェックしてみましょう。
