下取りに出せるiPhone 11とは?次の端末購入前に知っておくこと

iPhoneを買い替えるとき、これまで使っていたiPhoneを下取りに出すか買取に出すかで次の機種を購入する際の負担に差が出ます。また、新品を買うか中古を買うかでも違いがあるため、迷うことも多いかもしれません。この記事では、iPhone 11の下取りが可能なのはどのようなときか、また下取りに出すときの準備として何をしておけばいいのか解説していきます。

iPhoneの下取りとは?

はじめに、下取りとはどういったものなのか理解しておく必要があります。iPhoneの下取りとは、新しい端末を購入する際、自分が所有しているiPhoneを買い取ってもらう方法のことです。ただし、下取りができるのは、Apple Storeの他にドコモ、au、ソフトバンク、Rakutenといった大手キャリアで新しい端末を購入する場合に限られています。

下取りの対象となるのは正規店で購入したiPhoneに限定されていますが、他社が販売したものでも問われることはありません。下取りの場合、新しい機種の代金から下取り価格が値引きされるか、またはポイントで還元されるという形になります。そこが現金での買取とは異なる点です。また、機種によっても下取り価格は違いますし、本体の状態や容量などでも価格に差が出ることもあります。

下取りが可能なiPhone 11とは?

iPhone 11であれば、どのような状態でも下取りしてもらえるわけではありません。下取りには条件がありますし、状況に応じて下取り価格が下がることもあります。では、下取り可能なiPhone 11の特徴や減額される条件などを紹介していきます。

iPhone 11の下取り条件

iPhone 11の下取り条件としては、まず正規店で販売していた製品であることです。購入したときと同じキャリアや会社で下取りしてもらう場合は、機種購入履歴に登録されているiPhone 11でなければなりません。また、購入時に不備や不正がないこと、さらに購入代金の未払いがないことも条件となっています。通常の手順で購入したものであり、支払いも完了していれば特に問題はないと考えていいでしょう。

もちろん、他社で購入したiPhone 11を下取りに出すことも可能です。その場合は、MNPを含めた新規契約とともに、指定の端末を購入したうえで下取りを申し込みます。MNPとはMobile Number Portabilityの略で、携帯番号のナンバーポータビリティのことです。キャリアを変更するには、MNP契約が必須になります。そして、iPhone 11の所有権が申し込み者本人であることも下取りの条件です。

下取りプログラムの適用条件

キャリアが提供している下取りプログラムの適用条件は、各社でそれぞれに違いがあります。共通しているのは、機種変更もしくはMNP利用による他社からの乗り換えで指定端末を新規に購入することです。そして、新規購入と同時に条件を満たすiPhone 11を下取りに出すことが求められます。

さらに、ドコモの場合は、dポイントクラブもしくはドコモビジネスプレミアクラブに加入しなければなりません。Rakutenの場合は、18歳以上であることと楽天IDを保有する楽天会員であることが条件になっています。

機能不良品は減額対象になる

最後に、下取り条件として把握しておきたいのは、本体の破損や機能不良品は減滅対象になることです。一般には、ガラスや筐体にひび割れがあるもの、ボタンやカメラに欠損や破損が見られるもの、タッチパネルに液漏れや焼き付きが生じているものは減額対象になります。他にも、タッチパネルに縦線や横線が入っているかドット抜けしているものも減額対象です。

カメラやボタンといった機能が正常に作動しないものも下取り価格が低くなります。また、ドコモについては電源が入らないものも機能不良品として分類されているので注意が必要です。ただし、そもそも電源が入らない場合はロック解除はできません。そのため、結果的には受付自体不可になる可能性が高くなります。

下取りしてもらえない受付不可品とは?

Appleやキャリアで正規に購入したiPhone 11でも、下取りの受付自体してもらえないケースもあります。受付不可品として扱われるのは、下取り条件を満たしていないiPhone 11です。まず、電源の入った状態を維持できないものが該当します。つまり、充電できない状態のことです。充電ができなければ使用することはできません。

初期化できていないものも下取りは無理です。そして、各種ロックの解除が済んでいない場合も通常の使用ができないため、下取りの対象としては難しくなります。ネットワークの利用制限が解除されていないケースも同様です。改造品や盗難品といったiPhone 11も、受付不可品になります。これらは、メーカー保証の対象外となってしまうケースで、下取りはされません。

下取りに出す前にしなければならないことは?

iPhone 11を下取りに出すには、あらかじめやっておきたいことがあります。まず、クイックスタートで必要な個人情報を新しいデバイスに転送しておきましょう。もしくは、iCloudまたはiTunes でバックアップを取っておき、それから移行するという方法もあります。その際、iPhone 11を他のApple製品と同期しているときは注意が必要です。

同じApple IDを使っているデバイスは同期されているため、iCloudにApple IDでサインインした状態で情報を削除すると、他のデバイスからもアクセスできなくなります。それを防ぐには、新たなアカウント(Apple ID)を追加しておくことです。電話番号が変わる場合は、別のアカウントを作ってアクセスできるようにしておきます。

続いて、下取りに出すiPhone 11から個人情報を削除しておきます。次に、iCloudを解除して初期化を行います。Apple Watchとペアリングをしているときは、ペアリングを解除して初期化しておきましょう。下取りに出す前に個人情報を削除するのは重要なことです。

買取の利用や中古端末購入も検討してみよう

中古のiPhoneを購入するときや、所有している端末の状況によっては下取りはしてもらえません。また、受け付け可能なもので下取りに出したとしても、希望通りの金額にならないこともあります。そのようなときは、中古でiPhone12以降の機種に買い替えるという考え方もあります。古い端末を買取に出し、セカハンで中古iPhoneを購入することも検討してみましょう。

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