iPhone本体のみ購入する方法とは?メリットやデメリット、お得な買い方まで徹底解説

スマートフォンが日常生活に不可欠な今、多くの人がiPhoneを選んでいます。しかし、「キャリアとの契約がめんどくさい」「月々の料金を抑えたい」と考える方も少なくありません。そんな中、iPhone本体のみを購入する人も増えています。

この記事では、iPhone本体のみを購入することのメリットやデメリット、さらには購入場所や設定方法まで全ての情報を紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

iPhoneの本体のみを購入するのはなぜか?3つのメリット

iPhoneの本体のみを購入する人が増えていますが、その背景には3つの理由が存在します。多くの人がこの購入方法を選ぶのは、キャリア契約の自由度や選択肢の幅を広げるためです。ここからは下記の3つのメリットを具体的に解説します。

安い価格でiPhoneが使える

一般的にキャリアとの契約なしでiPhoneの本体のみを購入する場合、初期費用は高くなるかもしれません。しかし、中長期的に見れば月々の支払いが大幅に安くなる可能性が高いです。

例えばキャリアでの2年契約に比べて、本体のみ購入後に格安SIMと組み合わせて契約すると、月々の通信費が半額以下になるケースも少なくありません。

このように高額な通信費から解放されることで、他の生活費に充てることが可能になります。iPhoneを安く買うコツをまとめた記事もあるので、ぜひ合わせて確認してください。

好きなキャリアと契約できる

自分のライフスタイルに合わせて好きなキャリアと契約できることもメリットです。SIMフリーのiPhone本体を購入すれば、好きなキャリア(主に格安SIM)を選び、自由にプランを組むことができるのです。

特に海外によく行く人や、ビジネスで複数のキャリアを使い分ける必要がある人にとって、これは非常に価値のあるものになります。さらに、キャリアに縛られずに最新のプランやキャンペーンを選べるため、最適な通信環境を整えやすくなるのです。

格安SIMの利用で月額料金が安くなる

キャリアの高い月額料金に縛られず格安SIMを利用することで、通信費を安くすることが可能です。特にデータ通信を多用する場合、キャリアのプランだと高額な料金がかかる可能性がありますが、格安SIMなら必要なデータ容量に応じてプランが細分化されているため、自身に必要なプランを選べます。

また、多くの格安SIMは短期間での解約が可能なため、自分のライフスタイルに合わせて柔軟にプランを変更可能です。

iPhone本体のみ購入する3つのデメリット

iPhone本体のみを購入する選択肢は、多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。ここでは、下記の3つのデメリットについて解説しています。ぜひ参考にしてください。

確実に安くなるわけではない

iPhone本体のみを購入すると、最初に払う金額は多くの場合一括で支払わなければならないため、その負担は大きいです。また、キャリアとの契約がない場合、月々の支払いが安くなるとは限りません。

一部のキャリアは、2年契約などで本体価格を割引するプランを提供しています。それを利用すれば、実際には本体のみを購入するよりもトータルで支払う金額が少なくなるケースも考えられます。しかし、必ず安くなるわけではないので注意しましょう。

中古で購入する場合「赤ロム」である可能性がある

中古でiPhone本体のみを購入する際、赤ロム(キャリアによって利用停止された端末)を手にしてしまうリスクがあります。赤ロムは通信ができないため、結果的にはただ高いお金を払うだけになってしまいます。

この問題は信頼性の低い販売元で購入した場合に発生する可能性が高く、一般の人には赤ロムかどうかを購入時に見分けるのは難しいでしょう。その他、中古のiPhoneを購入するときの注意点をまとめた記事もあります。ぜひ合わせてご確認ください。

キャリアには存在するキャンペーンなどがない

キャリアから購入する場合は新規契約や機種変更、ポイント利用などでさまざまなキャンペーンや割引が適用されることが多いです。しかし、本体のみを購入すると、これらの特典が一切適用されない場合がほとんどになります。

その結果、一見安く見えても長い目で見ると高い金額を払わなければいけない可能性があるのです。

iPhone本体のみを購入できる場所と購入方法

購入する場所や方法によって、iPhoneの価格やサービスが大きく変わることも少なくありません。多くの人々が契約とセットでiPhoneを手に入れますが、本体のみの購入も検討する価値があります。

ではどのような場所で、どのような方法でiPhone本体のみを購入できるのでしょうか。下記は、iPhone本体のみ購入できる場所と特徴をまとめた表です。

iPhone本体のみ購入できる場所 特徴
Apple公式サイト 新品の最新モデルから、Apple認定の中古整備済品まで幅広く選べる
大手キャリア(docomo、au、SoftBank) 各キャリアが独自のキャンペーンや割引プランを提供していて安く手に入る可能性もある
家電量販店

・実際に商品を手に取って確認できる

・専門のスタッフがいるため不明点や疑問点をすぐに解消できる

中古販売店

・コストを最も抑えられる

・使用感や傷、バッテリーの劣化など、新品では考慮する必要がないポイントもいくつか存在する

ECサイト

・個人間での取引が主流なので、価格が非常に抑えられる

・その分リスクも高く、商品の状態や配送、対応にばらつきがある

ここからは、それぞれの購入できる場所とメリットを詳しく解説します。

Apple公式サイトで購入する

Apple公式サイトでの購入は確実性と信頼性が高いです。新品の最新モデルから、Apple認定の中古整備済品まで幅広く選べます。また、AppleCareといった保証プランも同時に契約できるので、トラブルや困りごとがあっても安心感があります。

さらに、公式サイトならではのカスタマイズオプションも豊富。存分に自分好みのiPhoneを手に入れることができます。ただし、価格は一般的に他の場所よりも高めですが、その分アフターサービスや保証が手厚いのが特徴です。

キャリアで購入する(docomo、au、SoftBank)

キャリア 特徴
docomo 修理やサポートも手厚く、Appleの正規サポートと合わせて利用可能
au 一括払いだけでなく、分割払いオプションや一定期間後の機種変更がお得になるプランも提供
Softbank SoftBank独自のサービスやキャンペーンを利用でき、docomoと同様にApple公式のサポートと組み合わせて利用できる

キャリアの店舗での購入も一般的な選択肢ですが、本体のみの購入も可能です。docomoやau、SoftBankなど各キャリアが独自のキャンペーンや割引プランを提供していることもあります。

これらをうまく利用することで、本体価格を抑えられる可能性があります。しかし、キャリアで本体のみを購入する場合、SIMロックがかかっています。そのため、将来的に他のキャリアへの変更が難しくなる点は注意が必要です。

家電量販店で購入する

家電量販店での購入は、実際に商品を手に取って確認できる点が大きなメリットです。また、店舗独自のセールやキャンペーンが頻繁に行われるため、お得に購入できる場合もあります。

さらに、専門のスタッフがいるため、不明点や疑問点をすぐに解消できます。ただし、店舗によっては在庫が限られている場合もあるため、希望のモデルが手に入らないこともあります。すぐにiPhoneが欲しい場合は注意が必要です。

中古品販売店で購入する

中古品販売店は、コストを最も抑えられる購入場所です。多くの店舗で保証期間も設けられているため、初めて中古品を購入する方でも安心です。

しかし、中古品特有の使用感や傷、バッテリーの劣化など新品では考慮する必要がないポイントもいくつか存在します。そのため、購入前にはしっかりと商品の状態をチェックすることが必要です。

iPhone本体のみ購入できる中古品販売店の例

  • ゲオ(GEO)
  • ブックオフ
  • ハードオフ
  • ジャンクワールド

中古iPhoneを扱っているECサイトで購入する

オンラインでも中古iPhoneを購入できます。メルカリやYahoo!オークションなどの個人間取引のサイトや、中古を専門に扱うECサイトで中古iPhoneが販売されています。これらのサイトでは、先述の通り中古iPhoneを取り扱っているので価格が抑えられます。

しかし、その分リスクも高く、商品の状態や配送、対応にばらつきがあります。信頼性を重視する場合は、販売者の評価やレビューをしっかりと確認しましょう。

その中でもおすすめの中古ショップは「セカハン」です。25項目に及ぶ検品項目でテストしてから、実際に販売されています。また、保証期間が1年と長く、一般的な中古ショップの4倍の長さです。さらに、万が一トラブルが起きたときにアフターサービスを受けられるiPhone修理アイサポが全国各地に300店もあります。

iPhone本体のみ購入後の設定と準備

新しくiPhone本体のみを購入した後、次に行うのは初期設定と準備です。これらを正確に行うことで、スムーズに新しいiPhoneを使用できます。

ここからはSIMカードのセットアップからiCloudやクイックスタートを使ったデータの移行まで、新たなiPhoneを快適に使い始めるための具体的なステップを解説します。

SIMカードのセットアップ

新しいiPhoneを使用するには、まずSIMカードのセットアップが必須です。この工程は、特に本体のみを購入した場合、キャリアとの契約を独自に行う必要があります。

付属のピンを使ってSIMカードスロットを開け、SIMカードを挿入した後、キャリアから指示された手順でアクティベーションを行います。この一連の作業をしっかりと完了させることで、初めて通話やインターネットの使用が可能になるのです。

iCloudやクイックスタートでのデータ移行

新しいiPhoneに旧端末のデータを移行するにはiCloud、クイックスタートを用いた方法が非常に便利です。

クイックスタートを使用する場合

今使っているiPhoneがWi-Fiに接続されていて、Bluetoothがオンになっていることを確認して、新しいiPhoneを旧端末の近くに置くと、クイックスタートの画面が表示されます。画面の指示に従い、旧端末から新しいiPhoneに直接データを移行することができます。

iCloudを使用する場合

旧端末で「設定」メニューから「iCloudバックアップ」を選び、データをバックアップします。新しいiPhoneでiCloudにサインインし、「バックアップから復元」を選ぶことで、データが新しい端末に移行します。

iPhone本体のみ購入する際の注意点と対策

iPhone本体のみの購入は、一見するとシンプルでコスト効率の良い選択肢に見えますが、その裏にはいくつかの注意点があります。

今回は回線契約の手続きから保証やサポートの面まで、iPhone本体のみを購入する際に注意すべきポイントとその対策について具体的に解説します。ぜひ最後まで参考にしてください。

回線契約は自分で行わないといけない

iPhone本体のみの購入で最も注意すべきは、回線契約がセットでないという点です。本体のみでは通話や通信ができません。通常の契約ではキャリアが一括して手続きを行いますが、本体のみ購入する場合は自分で別途キャリアと契約を結ぶ必要があります。

この契約プロセスには時間もかかる場合があり、さらに選ぶプランによってはコストも増加する可能性があります。事前に自分に合ったキャリアやプランをリサーチし、契約に必要な書類や手続きを確認しておくことが重要です。

保証やサポートが不十分な可能性がある

iPhone本体のみを購入した場合、キャリアや販売店の充実したアフターサービスや保証が受けられない可能性が高いです。特に中古品や海外販売サイトで購入した場合、故障時のサポートがほとんどないこともあります。

これを避けるためには、購入先の保証プランやサポート体制をしっかりと確認し、必要であればAppleCareなどの追加保証に加入しておくことをおすすめします。

iPhone本体のみ購入するときによくある質問

iPhone本体のみの購入には多くの疑問を持つ人も多いでしょう。その中でも特によくある質問に下記のようなものがあります。

ここからは上記の質問について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

2年縛りや解約料はある?

iPhone本体のみを購入する場合、通常は2年縛りや解約料は発生しません。ただし、一部のキャリアや販売店が独自にこのような条件を設定することもあります。そのため、購入前によく確認することが重要です。

特にオンラインショップや中古品販売店で購入する場合は、契約条件をよく読み、必要なら直接店舗に問い合わせてみましょう。

本体のみ購入は分割払い可能?

分割払いについても、店舗やキャリア、ネットの販売サイトによっては可能です。Apple公式サイトではApple Cardやクレジットカードを使用して分割払いができます。ただし、分割払いを選ぶ場合は金利が発生する可能性があるため、その点を確認する必要があります。

また、中古品販売店や家電量販店でも分割払いのオプションがある場合が多いですが、これも店舗ごとに条件が異なるためしっかりと確認しましょう。

iPhone本体だけ購入した場合でも保証に加入できる?

iPhone本体だけ購入した場合でも保証に加入することは可能ですが、その内容や条件は購入先によって大きく異なります。Apple公式サイトで購入した場合、AppleCare+に加入することができます。

一方で、中古品や家電量販店での購入の場合、店舗独自の保証プランがあるかもしれません。どのような保証が必要かを事前に考え、それに応じて選択することが重要です。

格安SIMのキャリアでも本体のみ購入はできる?

格安SIMのキャリアでも、一般的にはiPhone本体のみの購入は可能です。しかし、格安SIMキャリアによっては取り扱いがない場合もあり、または端末がSIMロックされている可能性があります。そのため、購入前にキャリアの公式サイトやカスタマーサポートに確認を行うことがおすすめです。

まとめ

今回はiPhone本体のみを購入する際の色々なメリットやデメリットについて解説しました。iPhone本体のみを購入するメリットとしては、コスト削減やキャリア契約自由度の高さ、そして端末の選択肢が広がる点があります。

2年縛りや解約料、端末保証など、購入前に確認すべきポイントは多いですが、それらをクリアすれば、iPhone本体のみの購入は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。自分のライフスタイルやニーズに最も合った方法でiPhoneを手に入れ、その多機能と便利さを最大限に活用してください。

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