iPhone 12 miniは下取りに出す?それとも買取がお得?

iPhone 12 miniを新しい機種に変えるとき、下取りに出した方がよいのか買取に出した方がよいか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。そもそもiPhone 12 miniは、発売当時に購入して以来、まだまだ利用している人も多い人気機種です。中古市場でも需要のある機種のため、はたして下取りと買取どちらがお得なのだろうかと迷うのも無理はありません。そこでここでは、iPhone 12 miniの下取りと買取の違いについて解説していきます。

下取りとはどういうシステム?

下取りとは、最新の端末を購入する際に、直前まで使用していたiPhoneを売る方法です。ただし、下取りしてもらうiPhoneは、Apple Storeと4大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、Rakuten)で新品で購入したものに限定されます。MNPなどで今までとは別のキャリアへ乗り換えて新たに契約する場合は、他社が正規に販売したiPhoneが下取りの対象であり、中古ショップや通販などで中古品として購入したiPhoneは下取りしてもらえません。

iPhone本体のモデルや状態によっても、下取り価格は異なります。新品や新品に近い状態のきれいなものは高めの下取り価格が提示されますが、古いモデルまたは、傷や汚れがひどいものは減額されてしまいます。さらに、乗り換え先のキャリアによっても下取り価格が異なることが一般的です。下取りの場合は買取と異なり、iPhoneと引き換えに現金が受け取れるわけではありません。新しく購入する機種の代金から下取り価格分の値引きをするか、ポイント付与という形で支払われることになります。この点が、下取りと買取の大きな違いです。

iPhone 12 miniを下取りに出したいなら、必ず新しい端末を購入しなければならないという点に注意が必要です。買取なら正規店で購入したiPhone以外も買い取ってもらえたり、新しい端末を購入せずに買取だけを行ってくれたりします。つまり、iPhone 12 miniを手放して、iPhone 12 miniよりも後に発売された中古のiPhoneを使いたいなどのケースでは、下取りではなく買取を選ぶことになります。

iPhone 12 miniの下取りと買取を比較

では、実際のiPhone 12 miniの下取りと買取の際の2023年3月現在の価格について、それぞれの違いを見てみましょう。

iPhone 12 miniの下取り価格

iPhone 12 miniの2023年3月現在の最大下取り価格は以下のとおりです。ただし、iPhone 12 mini本体が使用感のない、もしくは使用感の少ない良品かつ美品という前提での最大価格となります。

① Apple Store:3万9000円
② ドコモ:64GB 3万5000円、128GB 3万7000円、256GB 4万円
③ au:64GB 3万4100円、128GB 3万7000円、256GB 4万700円
④ ソフトバンク:3万円、破損品で9000円
⑤ 楽天:3万円


状態の良いものの下取り価格でも、Apple Storeで3万9000円、主要キャリアでは3万円から4万700円と各社でかなりのばらつきがあることがわかるでしょう。使用感のあるものや、汚れや傷、画面の割れなどがあれば状態に応じて下取り価格は下がります。もちろん、時期が遅れたり、新モデルが発売されたりすれば下取り価格はさらに下落します。実際の下取り価格は、これらの価格から大きく下回ることを理解しておきましょう。また、下取り価格は、金額以上にこれまでどのキャリアを使っていたかによっても影響を受ける可能性があります。

iPhone 12 miniの買取価格

iPhone 12 miniの買取価格は、ショップによってもかなり異なります。どのキャリアの端末かによっても価格が変わってきます。また、人気色とそうでない色とでは、買取価格に1万円もの差が生じることもあるものです。iPhone 12 miniの買取価格の相場は2万2500~4万8000円と幅が広いことが特徴です。価格に2倍以上の差があることに驚く方も多いのではないでしょうか。一般的には、キャリア契約よりもSIMフリーの買取のほうが価格が高めになる傾向があります。ただし、この場合も、傷や画面割れ、水濡れ、バッテリー容量の低下などが影響してさらに安くなる可能性があることを理解しましょう。買取ショップによって、買取時の状態の基準も異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

iPhone 12 miniを手放すならどちらが得?

iPhone 12 miniを手放して、最新の端末を購入する場合は下取りを選択できます。しかし、最新でない型落ちモデルの端末を安く購入して使いたいというような場合は、買取しか方法がありません。「iPhone 12 miniよりも大きな画面サイズのiPhoneなら何でもよい」「iPhone 12 miniよりも新しいモデルなら機種にはこだわらない」このような場合は、必ずしも最新の端末を必要としないケースがほとんどです。こういったケースでは、下取りではなく買取を選んだほうが賢明です。

下取り価格よりも買取価格が高くなることが多いため、買取のほうがお得になるからです。ただし、買取価格は、ショップによる差が大きいため、事前に比較検討して決めないと損をしてしまう可能性があります。また、下取りも買取も端末の状態が価格を大きく左右します。 例えば、きれいに掃除してから持ち込むだけでも買取価格が上がる可能性があります。購入時の箱や充電器、イヤホンなどの付属品も揃えて持ち込めばさらに有利です。要は、新品で購入したときのきれいな状態になるべく近づけて買い取ってもらうことが買取価格をコツです。

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