ドコモのiPhone下取りプログラムは簡単に利用できる?適用条件は?

ドコモのiPhone下取りプログラムをご存じでしょうか。新しい端末を購入する際、今持っている端末を下取りに出すと、dポイントがもらえたり新しい端末の料金から割引してもらえたりするお得なサービスです。そこで、本記事では新しい端末の購入を検討している人に向けて、ドコモのiPhone下取りプログラムの概要や適用条件について解説します。

ドコモが提供するiPhone下取りプログラムの概要

ドコモが提供するiPhone下取りプログラムとは、新しい端末を購入する際に不要になるiPhoneを下取りしてくれるというサービスです。iPhone、iPad以外の端末を下取りした場合はdポイントが付与されます。一方、iPhone、iPadを下取りした場合は新しい端末を購入した際の料金から値引きが行われます。割引額は税込みで最大14万5000円です。下取りする端末によって差があるのは、機種や状態によって査定金額が決まるからです。下取りの申し込みは店舗からでもオンラインショップからでも可能です。オンイランショップからの申し込みの場合は、商品購入とは別に送付キットが届きます。送付キットに下取り希望端末を入れて、「NTTドコモ下取り窓口」に送ることになります。

下取りプログラムの適用条件は?

ドコモの下取りプログラムは、端末を購入する際に利用可能なサービスです。ただし、サービスの利用は新規に契約するとき、または機種変更をするときに限られます。ただ単にいらなくなった端末をリサイクルするというものではありません。下取りの際、dポイントが付与されるため、「dポイントクラブ」または「ドコモビジネスプレミアクラブ」に加入していることが条件となります。iPhoneの下取りの場合は、新しい端末を購入した際の料金から値引きされるため、dポイントの付与はありません。しかし、付与はなくても「dポイントクラブ」または「ドコモビジネスプレミアクラブ」への加入が条件になっているので気をつけましょう。

下取り可能な端末とは?

ドコモが提供するiPhone下取りプログラムでは、どのような端末が下取り可能なのでしょうか。次から、紹介していきます。

端末を4分類して下取りの可否を判断

ドコモでは、端末を「良品」「画面割れ」「機能不良品」「受付不可品」の4つに分類して下取りできるかどうか、判断しています。まず、「受付不可品」として判断された場合、下取りに出すことはできません。「受付不可品」として扱われるのは「改造した端末」「ネットワーク利用制限やロックがかかったままの端末」「基板が壊れている端末」「メーカー保証の対象から外れた端末」です。

「良品」「画面割れ」「機能不良品」の場合、下取りしてもらえますが、機種や状態によって金額に差が出ます。「機能不良品」とは「電源が入らない端末」「液晶表示が異常な端末」「タッチパネルが動作不良の端末」「SIMトレイが破損している端末」などです。そもそも基板が破壊されていなければ下取り可能ですが、金額は大幅に下がります。

下取りできる端末の条件

次から、下取りできる端末の条件を紹介していきましょう。

ドコモが販売した端末の場合

ドコモで正規に販売された端末を下取りに出す場合、その端末の代金が正しく支払われていること、ドコモの回線の機種購入履歴に登録されていることが条件になります。また、端末を購入したときに不備や不正があると下取りしてもらえません。例えば、機種購入代金の未払いがないこと、下取りを申し込む本人が端末の所有権を持っていることが条件になります。

ドコモ以外が販売した端末の場合

ドコモ以外が販売した端末でも下取りしてもらうことはできます。ただし、下取りを申し込む本人が所有権を持っている端末でなければなりません。友人や知人などから譲り受けた端末は、下取りの対象から外れるため、注意しましょう。正規の販売店で購入したiPhoneであることも条件になります。なおかつ、新規契約(MNPを含む)する際に一緒にドコモの端末を購入した場合でないと、下取りしてもらえません。ただ単に新しい端末を購入するだけでは古い端末の下取りはしてもらえないことを覚えておきましょう。

下取りプログラムの対象範囲は意外と狭い

2022年12月現在、下取りプログラムの対象は最新機種の購入時に限られています。iPhoneの場合は、対象機種は14シリーズのみになります。最大で割引してもらえる金額は14万5000円と高額ですが、そもそも最大の割引額になる機種はあまりありません。同じ状態の同じ機種であったとしても、ドコモ以外で購入した端末の場合は評価が低くなってしまいます。ドコモの下取りプログラムの適用条件は厳しいのです。そのため、「最新のiPhone以外を購入する予定の人」をはじめ、「下取りに出そうとしている所有の端末が古い人」「ドコモ以外で端末を購入した人」の場合、ドコモで下取りに出して新しいiPhoneを購入するよりも中古市場でiPhoneを探した方がお得になる可能性が高いといえるでしょう。

下取りプログラムを使わないという選択もあり

ドコモの下取りプログラムの適用条件は意外と厳しいものです。所有している端末が古い人や、最新端末の購入にこだわらない人は、中古販売店で購入した方がお得になる場合があります。そこで、おすすめしたいのが「セカハン」です。「セカハン」では、新品に近い中古iPhoneを販売しています。ぜひ一度、お店を覗いてみてはいかがでしょうか。

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