今使っているiPhoneを下取りに出せば、新しい機種を購入する際の費用負担を軽減することができます。下取りに出す方法はさまざまですが、そのうちの1つとして「楽天モバイル」のiPhone下取りサービスを利用することがあげられます。そこで、本記事では、このサービスのメリットやデメリット、利用の流れについて解説していきます。
目次
楽天モバイルのiPhone下取りサービスとは
楽天モバイルのiPhone下取りサービスとは、査定された金額分を楽天キャッシュで受け取ることができるというものです。査定価格はiPhoneの状態を4段階（良品・画面損傷品・外装損傷品・下取り不可製品）で評価して出されます。ただし、下取り不可製品として評価された場合、査定価格は0円でiPhoneは返されます。ちなみに、下取り不可製品とは、ロックの解除が行われていないiPhone、改造品・盗難紛失品などです。中古iPhoneには持ち主の個人情報が入っていますが、モバイル製品保守・検品の専門業者が正しい手順で適正に消去してくれるので安心です。
楽天モバイルの下取りサービスのメリット・デメリット
次から、楽天モバイルの下取りサービスのメリット・デメリットを紹介します。サービスを利用するかどうかの検討材料にしましょう。
メリット
楽天モバイルの下取りサービスというと、「楽天モバイルとの契約がないと利用できない」と思いがちですが、そのようなことはありません。楽天モバイルと契約していなくても下取りに出すことができます。しかも、下取りの際にかかる手数料や送料は無料です。ちなみに、楽天モバイルの4段階評価の一番上は「良品」です。実は、この「良品」の範囲が広めになっています。iPhoneに多少の傷やへこみがあったとしても、「良品」として査定してもらえる可能性があります。
デメリット
楽天モバイルの下取りサービスは誰でも気軽に利用できる一方、査定された金額などに不満があったとしても取り消すことができません。また、査定金額が決まった後、楽天キャッシュがチャージされるまでに時間がかかります。1カ月～1カ月半程度かかると考えておくとよいでしょう。さらに、下取り金額は現金振り込みではありません。楽天キャッシュでしか受け取ることができないため、注意しましょう。楽天キャッシュは、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスで買い物をする際に使うことが可能です。また、提携している店舗であれば、楽天ペイの電子マネーとして利用することができます。気をつけたいのが、楽天キャッシュには有効期限があることです。ただし、有効期限は10年と長めです。
楽天モバイルのiPhone下取りサービスを利用する流れ
次から、楽天モバイルのiPhone下取りサービスを利用する場合の流れを説明します。
iPhoneの情報を入力する
楽天モバイルのiPhone下取りサービスは、店舗では行っていません。原則、インターネットのみです。そのため、下取りをしてもらう場合は、まずは楽天モバイルの公式サイトにアクセスします。そして、専用フォームにて下取り希望のiPhoneについての情報を入力しましょう。その際、製品情報、製品の状態、顧客情報が必要になります。入力が終われば、すぐに見積もり額が出てくるのでチェックするようにしましょう。申し込みの当日中（23時59分まで）であれば、公式サイトの「手続き状況を確認する」から下取りを取り消すことができます。また、一度取り消しをしたとしても、再度申し込みをすることは可能です。
iPhoneを楽天モバイルに送る
下取りの申し込み後、郵便局から本人限定受取郵便の通知書が届きます。通知書に従って、返送キットを自宅または郵便局で受け取ります。そして、返送キットのなかに本人確認書類（運転免許証・マイナンバーカードなど）のコピーを含む必要書類と下取りに出すiPhoneを入れて送り返しましょう。書類を入れ忘れてしまうと、申し込みがキャンセルになります。また、自らの手でiPhoneの初期化をはじめ、おサイフケータイなど各種ロックの解除、バックアップを行っておきます。おサイフケータイなど各種ロックの解除が行われていない場合は下取り不可製品となるため、注意が必要です。
楽天キャッシュを受け取る
下取りに出したiPhoneの査定が終わると、登録しているメールアドレス宛に査定金額が送られてきます。金額が確定した後、1カ月から1カ月半程度で楽天キャッシュがチャージされます。査定状況が気になる場合は、公式サイトの「手続き状況を確認する」からチェックすることが可能です。査定をするにあたって注意したいのが、査定金額に不満があってもキャンセルできないことです。また、再度、査定を申し込むこともできません。そのため、下取りに出す際は慎重に行うようにしましょう。査定金額0円の場合は、下取りに出したiPhoneが送り返されてきます。「もう必要ないから、処分してほしい」という申出は受け付けていません。
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