初めてiPhoneを購入しようとしている人、家族に初めてiPhoneを持たせようとしている人のなかには、いったい、どの機種を選べば良いのかわからずに困っている人もいるのではないでしょうか。そこで、本記事では初めてのiPhoneに向いている機種を4つ紹介。あわせて、紹介した機種がどういう人に向いているのか、そのポイントを解説していきます。
目次
初めてでも使いやすいiPhoneSE(第2世代)
初めてのiPhoneでも使いやすいおすすめの機種として、iPhoneSE(第2世代)があります。次から、その特徴や魅力について解説していきましょう。
コンパクトでポケットやカバンに収まりやすい
iPhoneは全体的にサイズが大きめです。しかし、iPhoneSE(第2世代)のサイズは幅67.3mm、高さ138.4mm、厚さ7.3mmと、iPhone12と13にラインナップされているminiを除くと、最も小さいサイズです。ちなみに、iPhone14はmini仕様の発売が終わっています。iPhoneSE(第2世代)はサイズが小さい分、ディスプレイも対角4.7インチと小さくなりますが、コンパクトなため、ポケットやカバンに収まりやすいのが魅力です。また、片手で操作しやすく、手が小さい人にも向いています。重量も148gとほかのiPhone よりも10~50g程度も軽くなっています。わずかな差ですが、長時間持ち続けた場合、手にかかる負担も軽くおすすめです。
第2世代はコストパフォーマンス最強
全体的に価格が高めのiPhoneのなかでも、iPhoneSE(第2世代)は価格が低めに設定されています。容量によっては5万円以下でも購入することが可能です。だからといって、他の機種と比べて性能面で劣るわけではなく、iPhoneSE(第2世代)のチップは2020年時点で最新モデルだったiPhone11と同じA13 Bionicです。A13 Bionicは、CPUに2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載しています。さらに4コアGPUと8コアNeural Engineで、高い処理能力を持っています。そのため、アプリを起動するときやゲームを楽しむときでもスムーズに操作でき、被写体も美しく撮影することが可能です。また、充電1回で最大13時間ビデオを再生することができます。コストパフォーマンスで見ると、iPhoneの中で最高レベルといえるでしょう。
5G対応機種が欲しいならiPhoneSE(第3世代)
初めてのiPhoneとして5G対応機種が欲しいのであれば、iPhoneSE(第3世代)がおすすめです。iPhoneの場合、5Gに対応しているのはiPhone12以降のモデルになります。5G対応の機種のほとんどは10万円台ですが、iPhoneSE(第3世代)は価格設定が低く抑えられているため、6万円台から購入することができます。5Gを体験してみたいものの、価格が高すぎてなかなか手が出せないという人もiPhoneSE(第3世代)であれば購入しやすいでしょう。
また、iPhoneSE(第3世代)に搭載されているチップはA15 Bionicです。第2世代に搭載されているA13 Bionicの2世代後のチップのため、圧倒的なパワーを誇ります。処理速度は非常に早く、iOSとの連携により、バッテリーの駆動時間も大幅にアップしています。このほか、アクシデントから守る「耐落下性能」「防沫性能」「防塵性能」を兼ね備えているのも魅力です。
顔認証を試してみたいならiPhone12
iPhone12を購入すれば、顔で本人かどうかを判別する「顔認証」を利用することができます。顔認証=Face ID機能を使えば、ロックの解除や支払いの認証が可能です。ただし、あらかじめ設定しておく必要があります。
もちろん、iPhone 11にもFace ID機能が搭載されています。しかし、11以前と12以降とでは大幅に性能がアップしているのです。例えば、11以前はメガネやマスクを着用したままでFace IDを利用できませんでした。しかし、12以降のモデルはメガネやマスクをかけていてもFace IDが可能です。ただし、12以降のモデルのなかでも、iOS 15.4 以降を搭載している必要があります。また、あらかじめ設定画面から「マスク着用時Face ID」をオンにし、「メガネを追加」ボタンをタップしておかなくてはなりません。ちなみに、メガネは最大4本まで登録することが可能です。せっかくiPhoneの顔認証を行うのであれば、メガネやマスクを着用したまま利用できるものを使うほうがよいでしょう。
カメラ機能にこだわるならiPhone12 Pro
iPhoneはどの機種も搭載されているカメラ性能が優れています。そのようなiPhoneのなかでも、特にカメラ機能にこだわって使いたいのであれば、メインのレンズが3つ(超広角、広角、望遠)搭載されているPro、またはProMAXがおすすめです。レンズの数が少ないiPhoneと比較した場合、望遠やマクロ撮影の仕上がりがまったく違います。ProとProMAXの機能は共通している部分が多くあります。ただし、ProMAXの場合はサイズが大きいため、重量が重く、カメラ以外の機能を考えたときに使い勝手が悪いと感じることがあるかもしれません。
また、iPhone12以降のモデルは5Gに対応しているため、メガネやマスクを着けたままでも顔で認証することが可能です。カメラにこだわって初めてiPhoneを購入する場合は、比較的手ごろな価格で購入することができるiPhone12 Proがよいでしょう。
中古iPhoneで使い勝手を試してみよう
まずは中古iPhoneで使い勝手を確かめてみることをおすすめします。とはいえ、中古端末の場合、状態が悪いのではないかと気になる人が多いのではないでしょうか。その点、中古端末販売店の「セカハン」であれば、しっかりと検品されています。また、中古端末でも保証付きで購入することが可能です。「セカハン」での購入を検討してみてはいかがでしょうか。