iPad mini(第6世代)とiPad mini(第5世代)徹底比較!進化点とおすすめポイント

Appleのタブレットの中でも最小最軽量で人気のiPad miniシリーズ。
その中でも比較的新しいモデルの第6世代と前モデルの第5世代、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。

この記事では、iPad mini6のデザインや機能の進化点をはじめ、ディスプレイやチップ性能、カメラ機能など、おすすめポイントについて徹底比較します。

さらに、使い勝手の違いやTouch IDの位置、ストレージの選択など、第6世代と第5世代を使いこなすための情報もお届け。
これらのポイントを理解しておけば、あなたにとって最適なiPad miniを選ぶ手助けとなるでしょう。

それでは、詳しく見ていきましょう。

iPad mini(第6世代)とiPad mini(第5世代)のスペックの違い

iPad mini(第6世代)はiPad mini(第5世代)から、デザイン、寸法、画面技術、プロセッサなど様々な面で大きく進化したモデルです。
初代~5世代までは、外観はあまり変わらず、内的なスペックのマイナーチェンジを繰り返していましたが、第6世代では大きな変化を遂げました。
どのように変化したか、この項目ではその違いについて詳しく解説します。

デザインと寸法の変更点

デザインの面では、iPad mini(第6世代)は従来の側面が丸みを帯びたデザインから大きく変わり、よりモダンなデザインが採用されました。
筐体はiPhone12シリーズのように側面に丸みのない垂直なスタイㇽに変更されています。
カラーバリエーションも従来のスペースグレイ・シルバー・ゴールドの3色展開から、スペースグレイ・ピンク・パープル・スターライトのカラフルな4色から選択できるようになりました。

また寸法・重量においても改良されており、第5世代と比較して小型軽量化されています。
第6世代の寸法は195.4mm x 134.8mm x 6.3mm、重量は293g(Wi-Fiモデル)および297g(Wi-Fi + Cellularモデル)です。
一方、第5世代の寸法は203.2mm x 134.8mm x 6.1mm、重量は300.5g(Wi-Fiモデル)および308.2g(Wi-Fi + Cellularモデル)です。
厚さこそ0.2mm太くなっていますが、ベゼルが狭くなった分ディスプレイは大きくなり、高さが7.8mm短くなって重量も軽くなりました。
この変更により、iPad mini(第6世代)はより持ち運びやすくなっています。

画面技術比較:RetinaディスプレイとLiquid Retinaディスプレイ

画面技術においても、第6世代と第5世代のiPad miniでは違いが見られます。
iPad mini(第6世代)は、Liquid Retinaディスプレイを採用しており、解像度が2,266 x 1,488ピクセルおよび326ppi(ピクセル密度)です。
一方、第5世代は従来型のRetinaディスプレイを搭載し、解像度が2,048 x 1,536ピクセルおよび326ppiです。
ピクセル密度は同じですが、iPad mini(第6世代)は画像や動画をより鮮明に表示でき、色の再現性やコントラスト比が向上しています。
またホームボタンの廃止によりベゼルが狭くなり、画面サイズが7.9インチ → 8.3インチに大型化して、従来より大きな画面を利用することができるようになりました。

プロセッサ:A12 BionicチップとA15 Bionicチップ

プロセッサに関して、第5世代のA12 Bionicチップから一気に3世代新しくなりiPad mini(第6世代)はA15 Bionicチップを搭載し、飛躍的に性能が向上しました。
特に、CPUは40%、GPUは80%高速化の大幅なパフォーマンス向上を遂げて、アプリの起動やゲームプレイなどがスムーズに行えるようになりました。
また、A15 Bionicチップは機械学習性能も強化されており、写真や動画の編集、AR体験などもより高速で快適に行うことができます。
これにより、iPad mini(第6世代)は、さまざまな用途で対応することができます。

カメラと撮影機能のアップグレード

カメラ性能と撮影機能においてもiPad mini(第6世代)は大幅にアップグレードされています。

【背面カメラ】
ipad mini 5の800MP(f/2.4)カメラから1200MP(f/1.8)広角カメラに向上し、写真の解像度が格段に向上しています。
また、動画撮影でも第5世代はフルHDまでなのに対して、4K解像度がサポートされ、高品質な映像が楽しめるようになりました。

【前面カメラ】
ipad mini 5の700MP(f/2.2)カメラから1200MP(f/2.4)超広角カメラになり、大幅に性能が向上しました。
超広角カメラにより、複数人でのビデオ会議やビデオ通話も楽に利用できるようになり、新機能のセンターフレームと相まって、広く鮮明な撮影が可能となりました。

また、撮影機能に関しても、前面カメラ、背面カメラともにスマートHDR 3が搭載され、明暗の細部をキレイに表現した美しい写真撮影ができます。
これらカメラの進化により、iPad mini(第6世代)はiPhoneシリーズに匹敵する撮影性能を持つようになりました。
ただし、残念ながらiPhone11シリーズから搭載されているナイトモードは非対応となっています。
従来のiPad mini(第5世代)と比較して、写真や動画のクオリティが大幅に向上していることが挙げられます。

Apple Pencilの第2世代/USB-Cへの対応

iPad mini(第5世代)はApple Pencil(第1世代)、iPad mini(第6世代)は、Apple Pencil(第2世代)とApple Pencil(USB-C)に対応しています。

【Apple Pencil(第2世代)】
第1世代と比較して約1cm短くなり、重心が変わったことで描きやすくなっています。
また、第1世代のつるつるした素材から第2世代はマットな素材に変わったため、指先に馴染んで安定感が増しています。
ペアリングや充電の際に第1世代は本体のキャップを取り外してiPadのLightning端子に差し込む必要がありましたが、第2世代はマグネット式でiPadの側面にくっつけるだけでOK、と利便性が向上しました。
機能面でもペンの持ち手をダブルタップすると消しゴムツールなどツールの切り替えが簡単にできるようになりました。
ただし、「書く(描く)」という点においては、機能的な差はないため注意が必要です。

【Apple Pencil(USB-C)】
最大の特徴はペンのおしりの部分をスライドするとUSB端子が現れ、ケーブルを使ってiPadとペアリングや充電が行える点です。
第1世代はキャップを取り外す必要があるため、キャップを紛失したユーザーも多く、その心配がない点はメリットと言えます。
ただし、第1世代と第2世代の両方に搭載されている筆圧検知機能には対応していないため、イラストなどを描くユーザーには不向きです。

iPad mini(第6世代)とiPad mini(第5世代)の使い勝手の違い

iPad mini(第6世代)とiPad mini(第5世代)の使い勝手の違いは、主にディスプレイ、チップ性能、そして接続性にあります。
6世代では、液晶画面が拡大され、8.3インチになりました。
これにより、表示領域が広がり、より快適な操作が可能になりました。

また、iPad mini(第6世代)では、A15 Bionicチップが搭載されており、性能が向上。
アプリやゲームをよりスムーズに使用できるようになりました。
さらに、Wi-Fi6に対応し、高速な通信が可能となり、オンライン環境でもストレスフリーな操作が実現されました。

このように、iPad mini(第6世代)とiPad mini(第5世代)では、ディスプレイやチップ性能、そして接続性の違いによって、使い勝手が大きく変わっています。

USB-C充電とデータ転送の採用

iPad mini(第6世代)では、充電とデータ転送にUSB-Cが採用されました。
USB-Cは、従来のLightningに比べて充電速度が向上し、また、データ転送速度も大幅にアップしています。
USB-Cの採用により、iPad mini(第6世代)は他のデバイスとの互換性も向上し、より多機能なタブレットとなりました。

また、本体から直接USB-Cケーブルを使って外部ディスプレイやカメラなどの機器と接続することができ、より便利に利用することができます。

Touch IDとホームボタンの変更

iPad mini(第6世代)では、従来のホームボタンが廃止され、代わりにTouch ID(指紋認証)が電源ボタンに内蔵されました。
この変更により、画面の表示領域が広がり、デザイン的にもシンプルでスタイリッシュな印象が与えられました。

また、Touch IDによる指紋認証は、以前のホームボタン式と同様に簡単かつスピーディーに行うことができ、セキュリティ面でも安心して使用できる設計となっています。

5Gモバイル通信対応の有無

現在、5Gモバイル通信の普及が進んでおり、高速で安定したインターネット接続が求められる中、さまざまな機種が5Gに対応しています。
5G対応の端末では、動画の視聴やゲーム、データのダウンロードがより速く、快適に行えます。

iPad mini(第6世代)もCellularモデルのみですが、新たに5G通信対応モデルとなり、5G接続環境下では高速通信を行うことができます。
また、Wi-Fiモデル、CellularモデルのどちらもWi-Fi6に対応し、従来より高速な通信が可能となりました。

また、Cellularモデルは通信サービスに加入することで、外出先でもインターネットに接続できる利点があります。
しかし、CellularモデルはWi-Fiモデルに比べて価格が高く、通信サービスの利用料もかかるため、自分の使用状況に合わせて慎重に選択しましょう。

ストレージ容量の比較

iPad mini(第6世代)は、64GBモデルと256GBモデルの2種のストレージ容量モデルが用意されています。
iPad mini(第5世代)も同様の2種のストレージモデルだったため、変更はありませんでした。

64GBモデルは、容量の割に手頃な価格で、一般的な利用には十分な容量が提供されています。写真や動画撮影をあまりしない方におすすめです。
256GBモデルは大量のアプリやデータを保存する場合や撮影を多用する方におすすめです。

価格と容量のバランスを考慮して、まず最初に自分がどれくらいのデータ容量を必要とするかを検討しましょう。

iPad mini 第6世代におすすめのアクセサリ

iPad mini(第6世代)をさらに便利に使うために、以下のアクセサリがおすすめです。

キーボード: タイピングがしやすく、本格的なPCディスプレイのように使える
タブレットスタンド: 角度調整が可能で動画視聴やビデオ通話が快適になる
保護フィルム・ケース: ディスプレイやiPad mini本体をキズや汚れから守る
ポータブルストレージ: 大容量データを持ち運ぶのに便利
Apple Pencil:手書きでメモやイラストを描くことができる

これらのアクセサリを利用することで、iPad miniの機能を最大限に活用し、快適なタブレットライフが送れます。

Apple Pencil 第2世代とケース

iPad mini(第6世代)は、Apple Pencil(第2世代)に対応しており、手書き入力やイラスト作成が可能です。
また、iPad miniの側面にマグネットで取り付けるだけで充電が簡単で、充電されます。

Apple Pencilを持ち運ぶ際には、ペンの収納ができる本体ケースの使用がおすすめです。
ケースに入れておくことで、ペンの損傷や紛失を防ぐことができます。

Apple Pencilとケースを利用することで、iPad miniをよりクリエイティブな用途に活用することができ、持ち運びも安心できます。

キーボードやスタンド、保護フィルム

iPad miniを快適に利用するためには、キーボードやスタンド、保護フィルムが欠かせません。
キーボードは、長文を入力する際の快適さを提供し、スタンドは動画視聴やゲームを楽しむ際に便利です。
また、保護フィルムはディスプレイの傷や汚れを防止し、iPad miniの寿命を延ばします。

ただし、iPad mini(第6世代)はMagic KeyboardなどのApple純正品のキーボードは対応していないため、サードパーティからiPad miniモデルに適した製品を選ぶ必要があります。

また、機能やデザイン、価格にも注目しましょう。
例えば、キーボードはBluetooth接続のものやスタンド一体型のものがありますし、保護フィルムも光沢タイプやアンチグレアタイプなどが選べます。
最適な製品選びで、iPad miniをより快適に活用できます。

充電器とUSB-Cケーブル

iPad mini(第6世代)を充電する際に必要なのが、充電器とUSB-Cケーブルです。
iPad mini(第6世代)は、従来のLightningタイプからUSB-Cタイプに変更されています。
それにより、充電速度やデータ転送速度の向上が期待できます。
出力容量やデザイン、価格にも留意して最適な製品を選びましょう。
急速充電対応のものや複数ポートに対応したものも便利です。
間違った充電器を使用すると、バッテリーの性能が低下することがあるため、適正な製品を選ぶことが大切です。

iPad mini(第6世代)とiPad mini(第5世代)の選択のポイントとまとめ

iPad mini 第6世代と第5世代の選択においては、まず性能や機能面を比較します。
第6世代はA15 Bionicチップが搭載され、性能が向上しており、また、USB-C対応や前面カメラのセンターフレーム機能が追加されています。
第5世代は価格面で魅力的ですが、性能や機能面では第6世代に劣ります。

次に、サイズやデザインを比較しましょう。
第6世代はディスプレイが8.3インチになり、Liquid Retinaディスプレイが採用されています。
また、フレームも直線的なデザインに変更されており、よりモダンな印象があります。

最後に、予算や用途を考慮しましょう。
高性能を求める場合や、最新機能を活用したい場合は第6世代がおすすめですが、価格を抑えたい場合や、初心者向けには第5世代が適しています。

本記事を参考に、あなたに最適なiPad miniを選んでください。

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