iPhone 12の買取価格はいくら? 高く売るための方法も解説!

Appleは2020年10月にiPhoneの12代目である「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」を発売しました。また、同年11月には「iPhone 12 mini」と「iPhone 12 Pro MAX」も発売され、シリーズとしては4モデルがあります。さて、iPhone 12を買い替える場合、買取価格はどのくらいになるのでしょうか。買取と下取りではどちらが得か、また、買取価格を高くできる方法も知りたいでしょう。ここでは、お得な情報をわかりやすく紹介します。

iPhone 12の買取相場

iPhone 12の買取価格は、2022年8月初めまで上昇傾向にありました。しかし、同年10月末には8月初めの価格から4000~5000円程度下げ、また、年末から緩やかに下降しました。2023年2月末から3月末に向けてやや上昇傾向にあります。ストレージ容量別に買取相場をみてみましょう。

【iPhone 12】64GBの買取相場

まず、64GBの買取相場です。発売価格は8万5800円(税別)でしたが、2023年3月29日時点の中古品の買取平均価格は5万円前後です。一年前の価格から39%上昇しています。買取価格は業者ごとに異なりますが、3万円前後から5万3000円前後の幅が現在の相場です。

【iPhone 12】128GBの買取相場

続いて、128GBの買取相場をみてみます。発売価格は9万800円(税別)でしたが、2023年3月29日時点の中古品の買取平均価格は5万6000円前後です。一年前から価格は23%上昇しています。買取価格は3万円前後から6万3000円前後の幅が現在の相場です。状態が良くないと、買取金額の最低ラインは64GBと同程度になってしまいます。

【iPhone 12】256GBの買取相場

最後に、256GBの買取相場をみていきます。発売価格は10万1800円(税別)でしたが、2023年3月29日時点の中古品の買取平均価格は6万2000円前後です。一年前から価格は17%上昇しています。買取価格は3万5000円前後から7万円前後の幅が現在の相場です。状態が良くないと、買取金額はかなり低くなってしまいます。

買取と下取りはどっちがお得?

Appleや大手キャリアでiPhoneを新品に買い替える場合、手持ち機種を下取りしてもらうこともできます。さて、買取と下取りではどちらがお得になるのでしょうか。以下で説明します。

買取のほうが高く売れる

■iPhone 12(64GB)の下取り価格(2023年3月1日以降)

Apple Storeや携帯大手キャリアで新機種を購入する場合、iPhoneを下取りしてもらえます。この中で、NTTドコモにおける2023年3月1日以降の下取り価格は、iPhone 12(64GB)で5万2000円ですが、Appleでは4万6000円、auでは3万4100円、ソフトバンクでは3万7200円です。64GBの買取金額と比較した場合、NTTドコモでは買取上限に近い金額ですが、auとソフトバンクは買取下限に近い金額になるのです。また、ドコモとAppleでは新機種購入金額から下取り金額を割り引くことができますが、auとソフトバンクでは割引はできず、ポイントでの付与になります。支払いを少なくしたい方には、下取りよりも買取の方が有利な選択肢です。

下取りで得になるケースも

10万円を超える新型スマホ機種が現れる中、少しでも安くて良い機種を選びたいと考える方も多いでしょう。下取り価格はそれほど高くなくても、端末割引やキャシュバックなど大手キャリアのキャンペーンなどをうまく活用することで、5万円程度もお得に購入することができます。大手キャリアが大型キャンペーンを一斉に競い合う時期は、新年度を迎える前の3月から4月が中心です。この時期に携帯を購入するのがもっともお得になるのです。iPhoneなどは9月に新機種が発売され、その直後に安くなります。キャリアで行う値下げやキャンペーンをうまく活用することで実質的な負担を安く抑えられるのです。

また、新製品が発売されたタイミングで、最新機種と機能的にそれほど差がない型落ち機種を安く購入するのもおすすめです。

iPhone 12を高く売るための方法

iPhone 12を高額で買い取ってもらうためには、故障していないことや目立つキズ、割れなどがない良品であることが大きなポイントになります。さらに、以下の4つのポイントもきちんと押さえて高額買取を目指しましょう。

きれいに掃除する

まず、買い取ってもらうお手持ちの機種をきれいに掃除することが大切です。ステッカーやアクセサリなどは取り外し、ケースから取り出します。iPhone 12は背面やカメラ周辺はガラス製です。接触した素材のせいで傷のように見えたり、砂、化粧品、洗剤などが付着したりした場合にはすぐ掃除しましょう。掃除の手順は次のとおり。まず、ケーブル類を外して電源を切ります。柔らかい布を少し湿らせ、本体に湿気が入らないように注意して優しく拭いてください。本体に施してあるコーティングがはがれ、傷がつくことがあるので、洗浄用品や研磨剤は使わないようにしましょう。

付属品をそろえておく

スマホに限りませんが、高く買い取ってもらうには、付属品をきちんとそろえて、新品購入時と同様の状態に収納することが基本です。iPhone 12には、外箱、説明書、イヤホン、ACアダプタ、ライトニングケーブル、ヘッドフォンジャックアダプタが付属されていました。すべてそろっていることが基本ですが、一部がない場合でも減額して買い取ってもらえます。これらもきれいに掃除して、コンパクトにまとめてから所定の位置に戻しましょう。最後に外箱に入れます。

工場出荷状態にする

買取の際には、iPhone 12を工場出荷状態に復元しておくことが必要です。個人情報をすべて消去するため、必ず本体の初期化を行います。正しく初期化することで他の人も利用できるようになるのです。また、SIMカードには個人情報が記録されており、買取業者は処分できないので、不要な場合でも必ず抜いておきましょう。きちんと処理しないまま持っていくと、買取を断られる場合があるので注意してください。

SIMロック解除をする

大手キャリアで2021年10月以前に購入したiPhoneでは、そのキャリア製のSIMカードまたはキャリア対応の格安カードしか使えない場合があります。これは、そのキャリアの通信しか使えないようにする対応をとっているためで、この対応を解除することをSIMロック解除といいます。SIMロック解除によって他キャリアの回線を使えるようになるのです。なお、2021年10月以降に販売されるスマホはSIMロックを設定しないことを義務づけています。ロックを解除することでキャリアを選ばずに回線を使えるようになるので、買取価格もアップします。SIMロックが設定されていれば、必ず解除しておきましょう。

iPhone 12を高く買い取りしてもらおう

iPhone 12をはじめAppleの中古製品は、状態がよければ高い買取価格を期待できます。一般的に下取りよりも買取の方が高額になるので、きちんと手入れをして、工場出荷時の状態にしておきましょう。新製品の発売や大手キャリアのキャンペーン内容などもよく比較しながら、最適な買取時期を選んで高額で買い取ってもらえるか、まずは査定してもらいましょう。

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