iPhoneを比較するときに見るべき7つのポイントとは?

iPhoneは種類が豊富にあり、機能や価格もさまざまです。iPhoneを買い替えようとした際に、ずらっと並んだラインナップを見て、どれにしたら良いのか悩んでしまう人も多いかもしれません。買い替えの際に悩んでしまうのは、比較すべきポイントが明確になっていないためです。今回は、iPhoneを比較するときに見るべき7つのポイントについて解説します。

比較ポイント1:ディスプレイのサイズと解像度

ディスプレイサイズはiPhoneの使い勝手に直結します。また、鮮明な写真や動画を見たいのなら解像度にもこだわりましょう。

ディスプレイサイズの違い

iPhoneによって、画面サイズは異なります。iPhone 12~14のPro Max、iPhone 14 Plusは6.7インチで全モデル最大です。スタンダードモデルとProは6.1インチになります。一方、iPhone 12~13のminiは5.4インチ、SE(第2世代・第3世代)は4.7インチです。まずは、今使っているモデルのディスプレイサイズを確認しましょう。それと比べてもう少し大きいものが欲しいのか、大きさを変えたくないのか、で考えると選択肢をある程度まで絞り込めます。

解像度の違い

現行のiPhone 13や14は1170×2532と高解像度です。フルHD1080P以上で動画を視聴したいなら、iPhone 12以降がおすすめです。iPhone 11以前はモデルによります。例えば、iPhone 11 Pro MaxやiPhone 11 Proなどのモデルであれば、1080P以上でも表示可能です。

比較ポイント2:カメラの性能と機能

SNSなどに日常的に画像をアップする人は、カメラの性能にはこだわりたいでしょう。現行では、iPhone 14 Pro/Pro Maxが最も高性能かつ高機能、最大約4800万画素で撮影可能です。望遠レンズはPro以上であれば付いてきます。SEは、望遠レンズも超広角レンズもなく、カメラ機能が抑えられている点に注意しましょう。

比較ポイント3:プロセッサ性能

CPU性能はiPhone 14 Pro/Pro Maxが最も優れていますが、13のPro/Pro Maxと実用上の差は感じにくいでしょう。ハイスペックが要求されるゲームや画像・動画編集をやる予定がないのであれば、中古iPhoneでも十分かもしれません。スペックに対するコスパでいえばiPhone SE(第3世代)も魅力的です。

比較ポイント4:電池持ちの良さ

バッテリー駆動時間はiPhone 14 Pro MaxやiPhone 13 Pro MaxiPhone 14 Plusが優秀です。動画を連続再生しても1日程度持つとされています。バッテリー駆動時間が最大なのはiPhone 14 Pro Maxで、最大29時間のビデオ再生、最大25時間のビデオ再生(ストリーミング)が可能です。ただし、連続して1日中、動画を再生する機会は、現実的にはほとんどないはずです。中古iPhoneでもバッテリー交換がなされたものなら、通常の使用において困ることはないでしょう。

比較ポイント5:ストレージ容量

モデルによっても異なりますが、ストレージの選択肢は、64GB、128GB、256GB、512GB、1TBの5種類です。写真や動画を多く保存したい人は、ストレージ容量が大きいモデルを選びましょう。特に、カメラ機能が優れた最新モデルは、画像も高画質になります。64GBでは心もとないため、避けたほうが無難です。ただし、大容量モデルになるほど、機種代金も高くなります。予算内で収めるために、iCloudのようなクラウドストレージサービスを併用してもよいでしょう。

比較ポイント6:デザインとケース

iPhoneのデザインには定評があり、見た目はモデルによって若干異なります。ケースの種類も豊富ですので、機能にこだわりがなければ、見た目で選ぶのも悪くありません。

デザインの違い

ユーザーの中には、古いデザインのiPhoneを好んで使う人もいます。例えば、ホームボタンがあるiPhone 8のデザインが好きで、さらに使いやすいとして、長年愛用し続けているといったケースです。コンパクトで背面もすっきりしているSEも人気があります。

ケースから選ぶ

見た目重視の人は、本体を買う前にケースもチェックすることでしょう。少しでも、本体のデザインが変われば、それに対応するケースに買い替えなくてはなりません。好きなケースを使いたくて、あえて型落ちモデルを探す人もいます。スペックに特にこだわりがないのであれば、まずケースから選ぶのも手です。

比較ポイント7:価格

購入するかどうか、最終決定するうえで、価格は大きな比較要素になります。最後に、価格を比較するときのポイントについて、現行モデルと中古モデルに分けて解説します。

現行モデルの価格

価格を比較ポイントにして、現行モデルから選ぶなら、ハイスペック・高価格のPro/Pro Maxか、比較的安価なSEのどちらかにするのが、メリハリがあってよいでしょう。Apple公式や各キャリアで手持ちのモデルを下取りしてもらえば、下取り額分が割引になります。公式サイト(2023年3月末時点)の情報によると、Apple Storeで下取り対象になるのは、iPhone 7以降のモデルです。

中古モデルの価格

最新の現行モデルはハイスペックですが、高価格です。電話やメール、SNSといった基本的な使用範囲なら、中古iPhoneを安く手に入れるのがよいでしょう。例えば、iPhone Xなら、状態にもよりますが3万円前後で入手できます。傷や使用感などの状態やバッテリー寿命などが心配であれば、信頼できるショップで購入しましょう。

こだわりたい要素で比較して自分に合ったiPhoneを選ぼう

iPhoneはラインナップが豊富にあり、比較する要素も多いため、買い替えのときに迷いやすいといえます。自分が特にこだわりたい要素に絞って比較すると、決めやすくなるでしょう。検討の際に、中古品も含めれば、予算内での選択肢が広がります。機能検品とクリーニングを最重視しているセカハンで、お気に入りのモデルを探してみましょう。

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