写真・動画などの撮影を重視する場合、カメラ機能はiPhoneを選ぶ際の重要チェックポイントになるのではないでしょうか。しかし、iPhoneにはさまざまなシリーズがあるため、購入する際に迷ってしまう人も多いようです。本記事ではiPhoneのカメラ性能について振り返ったうえで、静止画を撮る場合、動画を撮る場合、レンズの数にこだわる場合と3つのケースを例におすすめのiPhoneの機種を紹介します。
目次
歴代iPhoneのカメラ性能の振り返り
まずは、これまで販売されてきた歴代iPhoneのカメラ性能の進化を振り返ってみましょう。初めてiPhoneが販売されたのは2007年でした。当時のカメラ画素数は200万画素。それから一気にカメラ性能が進化し、800万画素になったのが2011年に販売された「iPhone4S」です。さらに、4年後の2015年には1200万画素を誇る「iPhone6S」が登場しました。
2009年には「iPhone3GS」が販売されていますが、こちらのモデルに初めてAF機能が搭載されています。写真を撮る際にピントが合うようになったことから、格段に画像の出来栄えは変わりました。カメラ機能が本領発揮をし出したのはこの時期からだといえるでしょう。翌年の2010年になると、インカメラ搭載の「iPhone4」が販売されました。2016年、デュアルカメラが初搭載された「iPhone7Plus」が登場しています。デュアルカメラになったことで、それまでと比較して画像の広角がかなり広くなりました。トリプルカメラ搭載となったのは、2019年発売の「iPhone11Pro」からです。
カメラで静止画を撮るときに選びたい機種は？
iPhoneで静止画を撮影する場合は、「iPhone7」以降がおすすめです。iPhone7以降のカメラ機能は絞り値がF1.8になっています。そのため、暗い場所でも明るさを取り込んできれいに撮影できるようになっているからです。また、光学式手振れ補正機能が実装されています。フロントカメラも7MPまで進化。これによって、普通に撮影するだけであれば、最新機種にも劣らぬ画質での撮影ができるようになりました。
カメラ機能がさらに進化したのが「iPhone11」です。超広角カメラ搭載で、これまでよりワイドでハイクオリティな写真撮影ができるようになりました。HDR写真撮影では明るい写真と暗い写真の合成によって、適切な明るさにできる機能も搭載されているのが良いところです。ナイトモードもあるため、夜間撮影でも鮮明な写真が撮れるようになっています。SNSなどに写真を多く投稿している愛好家にとっても朗報であり、評価されたモデルです。人物を撮る際に気になる赤目も、iPhone11では高度な補正ができるようになっています。ズームに関しては最大5倍のデジタルズームが搭載されているのも優秀な機能のひとつでしょう。
カメラで動画を撮るときに選びたい機種は？
iPhoneのカメラで動画を撮る機会が多い場合は「iPhoneX」「iPhoneXS」がおすすめです。4K、60fpsの動画撮影に対応しており、光学2倍ズームやポートレードモードといった機能も搭載されています。ポートレードモードでは背景をあえてぼかすことで、人物をより美しく撮影できるようになりました。そのため、よりクオリティの高い動画撮影がしたい上級者向けといえます。iPhoneXSはステレオ録音もできるため、音の左右の位置や奥行などをリアルに感じられます。
躍動感のある動画撮影を望む人には「iPhone12」も向いているでしょう。iPhone12には、ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影機能が搭載されています。こちらの機能は、目で見たときに非常に近い状態で撮影ができるのが特徴です。リアリティ感を求める人にはぴったりといえます。光学式手振れ補正機能もあり、動画を見る際に手振れ撮影が原因となって見辛いといったことも軽減することが可能です。ちなみに、ワイヤレス充電での高速充電にも対応しており、約30分で最大50％程度の充電ができます。動画撮影中に充電が気になったときにも、素早く充電を完了させられます。
レンズの数にこだわるときに選びたい機種は？
iPhoneは機種によってカメラレンズの数が異なります。第2世代の「iPhoneSE」は最新カメラ機能搭載となっていますが、レンズは1つのみです。こちらは背景をぼかして人物を際立たせるポートレードモードが搭載されています。ただ、対応しているのは人物のみとなっているため、本格的な写真・動画撮影をしたい人には物足りないかもしれません。
カメラレンズが2つあるデュアルカメラであれば、焦点距離の異なる広角・望遠の機能があります。背景ぼかしや画質の劣化防止をしながら拡大をすることも可能です。デュアルカメラ搭載の代表的な機種は「iPhone12」「iPhone13」などが挙げられるでしょう。よりプロっぽい撮影をしたい人には「iPhone13ProMax」「iPhone12ProMax」がおすすめです。この2種類は広角・望遠機能に加え、超広角という3種類のレンズが搭載されているトリプル仕様となっています。iPhone12ProMaxで撮影した画像は一眼レフにも引けを取らないほどのクオリティです。iPhone13ProMaxはマクロ撮影、3倍ズームなどもできるようになっています。
セカハンなら中古でもカメラの状態がよい端末が入手可能
iPhoneは最新モデルほど高性能なので、カメラ重視ならば最新モデルを選択しましょう。コスパ重視の場合は、過去モデルを選ぶのもひとつの方法です。たとえば、iPhone7、iPhoneXなどもカメラ機能が優秀ですし、中古品で格安で手に入る可能性もあります。ただ、中古品はカメラの傷、故障といったリスクもあるのが注意点です。「SECOND HAND（セカハン）」はしっかり検品しているので安心して購入できます。まずはホームページをチェックしてみましょう。
