iPhoneの性能自体は優れていたとしても、サイズによっては使い勝手が悪くなってしまいます。手に持ったときのサイズ感だけではなく、画面のサイズが小さすぎては見にくく、作業もしにくいでしょう。購入後に後悔しないように、iPhoneのサイズについて把握しておくことは重要です。そこで、今回はiPhoneのサイズを比較したうえで最大モデル、最小モデルを紹介します。
目次
iPhoneのサイズは画面の大きさで決まる
iPhoneのサイズを比較する際に重要なのが画面の大きさです。現行モデルや過去モデルなどの本体と画面はほぼ同サイズとなっています。画面サイズはスペック表などを見ると、画面の対角線の長さが「6.1インチ」のように記載されているので見てみましょう。ちなみに、6.1インチは約15.5cmです。iPhoneは画面サイズが同じ場合でも解像度(画面のキメ細かさ)が異なります。画面の見やすさを重視するのであれば、大きいサイズのiPhoneに絞って選択することが可能です。ただ、手の大きさや使用状況によっては、大きなサイズが逆に使いにくいというケースもあるかもしれません。
サイズ比較1:最も大きいiPhoneは?
「動画やゲームはできれば大画面で楽しみたい」という場合は、大きいサイズのiPhoneを選択しましょう。こちらでは、最も大きな画面のiPhoneを紹介します。
最大は画面サイズ6.7インチのiPhone
iPhoneで最も大きい画面サイズは6.7インチ(約17cm)です。iPhoneの具体的な機種でいえば、「iPhone14 Pro Max」「iPhone14 Plus」「iPhone13 Pro Max」「iPhone12 Pro Max」の4つが挙げられます。なかでも高さ・幅・厚さが最も大きいのは、微差でiPhone14 Plusです。こちらのサイズは「160.8mm×78.1mm×7.80mm」となっています。大画面は動画やゲームなどを迫力、作業の際にも見やすいといった点がメリットです。また、パソコン用ページも操作がしやすくなります。
ただ、大画面である分、重量がある機種もあります。iPhoneを使用する際に重量がある場合、手が疲れやすく、片手で持つと不安定になりやすいです。そういった意味では、大画面でもできるだけ軽量なモデルを選ぶのもよいでしょう。最大画面サイズのiPhoneのなかで重量が最もあるのは、240gのiPhone 14 Pro Maxです。
最大iPhoneのサイズ目安
最大画面のiPhoneとして紹介した前述の4種類は、高さが160.8mmもしくは160.7mmです。同じ160mm前後の大きさがある身の回りのものは、160mmある1万円札の長辺、167mmある500mlの飲料缶の高さが目安になります。また、1万円札の幅(76mm)は、最大サイズのiPhoneに近いです。そのため、最大画面のiPhoneは1万円札の大きさをイメージするとわかりやすいかもしれません。
サイズ比較2:最も小さいiPhoneは?
コンパクトなiPhoneのほうが使いやすい、持ち運びやすいという人もいるかもしれません。そこで、こちらでは、最小iPhoneについて紹介します。
近年の最小モデルはiPhone miniシリーズ
歴代iPhoneで最も小さなiPhoneは第1世代の「iPhone SE」です。こちらのサイズは「123.8mm×58.6mm×7.6mm」となっています。過去モデルのなかで比較的新しく、しかも最小サイズなのは「iPhone 13 mini」「iPhone 12 mini」です。どちらも高さは131.5mm、幅が64.2mmですが、厚さは7.4mmの「iPhone 12 mini」のほうが薄くなっています。ちなみに、iPhone 13 miniは7.65mmと0.25mmほど厚めです。iPhone miniシリーズは本体サイズが小さいものの、画面は5.4インチ(13.716cm)もあります。第2・第3世代のiPhone SEは4.7インチ(11.938cm)なので、2cm程度大きめです。
小さなサイズのiPhoneは片手でも操作しやすく、持ち運びの点でも服のポケットに入れられる点がメリットです。デメリットは本体が小さめな分、画面も小さくて見にくい、操作しにくいといった部分が挙げられます。ただ、iPhone miniシリーズやiPhone SEは本体サイズと比較して画面サイズが大きめなので見やすく、画面のサイズが問題になることもありません。
最小iPhoneのサイズ目安
iPhone miniの高さ(長辺)は約13cmです。B7サイズの紙の長辺、B6サイズの短辺、B5サイズの長辺の半分などが約12.8cmなので、比較的近いサイズといえるでしょう。また、パスポートの長辺(ISO B7で12.5cm)、単行本(B6判で12.8cm)の短辺が目安です。250mlの缶の高さも約13.3cmなので目安になるサイズといえます。
サイズ比較3:その他のiPhoneの大きさ
なんとなく「大きめサイズがよい」「持ちやすいiPhoneを購入したい」という場合は、画面のサイズ比較をして選ぶのが簡単です。本体サイズについては、スペック表に高さ、幅、厚さが記載されています。ただ、細かな数字で記載されているため、実際の大きさをイメージしにくい場合もあるかもしれません。そのため、画面のインチ数を確認して比較するほうがシンプルでわかりやすいです。
すでに紹介したサイズ以外にも、6.7インチ、6.1インチ、5.8インチ、5.5インチ、5.4インチ、4.7インチなどがあります。このようにさまざまなサイズがありますが、例として、大きめサイズが欲しい場合は、最低基準を5.8インチ以上に絞って探すのがおすすめです。5.8インチ以上あるiPhoneは、iPhone X以降の機種となっています。具体的には、iPhone SEとiPhone miniシリーズ以外は5.8インチ以上です。
サイズを比較して使いやすいiPhoneを選ぼう
自分の手になじむiPhoneを使いたいのであれば、サイズの比較をすることは重要です。本体が大きめのものは画面も大きいですが、本体が小さいiPhoneでも画面が大きい機種があります。新しいモデルに自分に合ったサイズが見当たらない場合は、中古購入するのもおすすめです。質の良い中古端末のみを厳選販売しているSECOND HAND(セカハン)で、自分に合ったサイズのものを見つけましょう。