iPhone12とiPhone12 Proの違いは?項目別に徹底比較!

iPhone12とiPhone12 Proは、同じシリーズでありながら多くの点が異なります。両者の違いを理解して、コスパ重視ならiPhone12、性能重視ならiPhone12 Proのように、ニーズに分けて購入を検討することが大切です。

本記事では、iPhone12とiPhone12 Proの違いを8つの項目ごとに徹底比較しています。ぜひ最後まで読んでもらって、どちらのモデルが自分に合うか理解してもらえればと思います。

iPhone12とProの違いを項目別に比較

iPhone12iPhone12 Proの違いを、以下の項目別に解説します。

本記事では両者をわかりやすく区別するために、iPhone12(無印)・iPhone12 Proと記載します。

価格|コスパ重視なら無印

iPhone12(無印)とiPhone12 Proの価格を比較すると、iPhone12 Proの方が高めです。

モデル名 / 容量 新品価格※1 中古価格※2
iPhone12 / 64GB 69,399円〜 57,000円〜
iPhone12 / 128GB 95,500円 57,900円〜
iPhone12 / 256GB 109,680円〜 78,000円〜
iPhone12 Pro / 128GB 143,800円〜 60,000円〜
iPhone12 Pro / 256GB 74,700円〜
iPhone12 Pro / 512GB 108,600円〜

※1:価格.comの価格参照(2024年3月時点)
※2:セカハンの価格参照(2024年3月時点)

コスパを重視してiPhone12が欲しい方は、無印を選ぶとよいでしょう。なお、新品価格と中古価格の差額はiPhone12 Proの方が高いため、お得感を得たい方はiPhone12 Proを検討してみてください。

プロセッサ(CPU)|どちらもA14 Bionicチップ

iPhone12(無印)とiPhone12 Proは、どちらも高性能なA14 Bionicチップというプロセッサ(CPU)を搭載しています。なお、iPhone12 Proの上位モデルであるiPhone12 Pro Maxも、同じくA14 Bionicチップが使用されています。

プロセッサ(CPU)は、機器の「脳」とたとえられるほど重要な役割を担っており、計算処理やデータ管理、命令の実行など、さまざまな操作を高速に行えるチップです。

A14 BionicチップはAppleが自社で設計したもので、高性能で知られるスマートフォン用チップです。特徴としてはアプリの起動が早く、複雑な処理や高解像度のゲームや動画もスムーズに動作します。

iPhone12(無印)とiPhone12 Proは、どちらも同じチップを搭載しているため、CPUを重視している人は他の項目を比較するとよいでしょう。

iPhoneの他モデルのプロセッサ(CPU)を比較したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

メモリ容量(RAM)|Proの方が優秀

iPhone12(無印)とiPhone12 Proのメモリ容量(RAM)を比較すると、Proの方が容量が多いです。

・iPhone12(無印):4GB(miniも4GB)
・iPhone12 Pro:6GB(Pro Maxも6GB)

メモリ容量(RAM)が多いほど、より多くのアプリやデータを同時にメモリ上に保持できます。そのためメモリ容量が多い方が、アプリを同時にいくつも扱え、メモリを多く使うアプリをサクサク動かせます。

とくに、同時に複数のアプリを開く人や、最新のゲームや重たいアプリを頻繁に使用する人にとって、メモリ容量が多いiPhone12 Proが適していると言えるでしょう。

本体サイズ・重量|サイズは同じ・重量はProが重い

両者のサイズは同じですが、iPhone12 Proの方が25g重たい設計です。

モデル iPhone 12(無印) iPhone 12 Pro
高さ

厚み
146.7mm
71.5mm
7.4mm
146.7mm
71.5mm
7.4mm
重量 162g 187g

そのため、できるだけ荷物を軽くしたいと考える方は、iPhone12(無印)の方がおすすめです。

とはいえ、25gは500円玉約4枚分の重さです。少々重量が増えても気にならない方は、両者の重さの違いは気にしなくてもよいでしょう。

また、iPhone12シリーズには、「iPhone12 mini」というモデルもあります。

性能は他と大きな違いがない上、シリーズ内でもっとも小さいサイズで重量は133gと、持ち運びやすいモデルと言えるでしょう。サイズや重さを重視するのであれば、iPhone12 miniも検討してみましょう。

カメラ|Proはトリプルカメラで望遠性能が高い

iPhone12(無印)とiPhone12 Proのカメラ性能を比較すると、Proのスペックが大きく上回ります。

機能 iPhone 12 iPhone 12 Pro
背面カメラ デュアルカメラ
– 広角(f/1.6)
– 超広角(f/2.4)
トリプルカメラ
– 広角(f/1.6)
– 超広角(f/2.4)
– 望遠(f/2.0)
画素数 広角: 1200万画素
超広角: 1200万画素
広角: 1200万画素
超広角: 1200万画素
望遠: 1200万画素
光学ズーム なし 2倍光学ズーム
手ぶれ補正 なし 広角のみ対応
ナイトモード 有り 有り(ポートレートモードでも可能)
LiDARスキャナー なし 有り
インカメラ 1200万画素(f/2.2) 1200万画素(f/2.2)

トリプルカメラになると、望遠性能が非常に高くなります。

スマホで写真撮影することが当たり前になった現代では、カメラ性能も重要な検討事項です。日常生活や旅行先などで、手軽により鮮明な写真を撮りたい方は、iPhone12 Proがおすすめです。

なお、iPhone12 miniはデュアルカメラ、iPhone12 Pro Maxはトリプルカメラが搭載されています。iPhone12 Pro MaxはProと同じトリプルカメラですが、広角・望遠性能がパワーアップしている点が特徴です。

iPhoneのカメラ性能についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ディスプレイ|どちらもSuper Retina XDRディスプレイ

ディスプレイに関しては、iPhone12(無印)とiPhone12 Proで違いはなく、どちらもSuper Retina XDRディスプレイです。

Super Retina XDRディスプレイは、iPhone11の最高モデルであるPro / Pro Maxから使用されているディスプレイで、前身のSuper Retina HDと比較して輝度が30%向上しています。

iPhone12 mini、iPhone12 Pro Max問わず、すべてSuper Retina XDRディスプレイであるため、ディスプレイのスペックは気にする必要はないでしょう。

カラーバリエーション|無印の方が色が多い

カラーバリエーションに関しては、無印の方が多い傾向です。

モデル カラーバリエーション
iPhone12 ブルー
グリーン
ブラック
ホワイト
パープル
(PRODUCT)RED
>カラーを見てみる
iPhone12 Pro シルバー
グラファイト
ゴールド
パシフィックブルー
>カラーを見てみる

無印の方がバリエーションが多いとはいえ、iPhone12 Proとは用意されているカラーが異なります。両者のカラーを確認して、お気に入りのカラーがあるモデルを選択するとよいでしょう。

バッテリー容量|どちらも持続時間は同じ

iPhone12(無印)とiPhone12 Proでは、どちらもバッテリー容量が2,227mAhと言われており、持続時間は変わりません。

バッテリー持ちを気にする方は、どちらのモデルを選んでもよいでしょう。

ただし、iPhone12 Pro Maxはもっとも大きいバッテリー容量で3,687mAhです。バッテリー持ちを気にしている方は、Pro Maxも候補に入れて、iPhone12シリーズの購入を検討してみてもよいでしょう。

バッテリーの持続時間を重視したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

iPhone12とiPhone12 Proはどっちがいい?

iPhone12(無印)iPhone12 Proの購入で悩んでいる方は、以下の点を考慮してみてください。

・コスパ重視ならiPhone12
・スペックやカメラにこだわりたいならiPhone12 Pro

本章を確認して、悩みを解消させましょう。

コスパ重視ならiPhone12

iPhone12(無印)とiPhone12 Proの大きな違いのひとつは価格であり、コスパを重視する方は低価格で購入できるiPhone12(無印)がおすすめです。

モデル名 / 容量 新品価格※1 中古価格※2
iPhone12 / 64GB 69,399円〜 57,000円〜
iPhone12 / 128GB 95,500円 57,900円〜
iPhone12 / 256GB 109,680円〜 78,000円〜
iPhone12 Pro / 128GB 143,800円〜 60,000円〜
iPhone12 Pro / 256GB 74,700円〜
iPhone12 Pro / 512GB 108,600円〜

※1:価格.comの価格参照(2024年3月時点)
※2:セカハンの価格参照(2024年3月時点)

より低価格で購入したいなら、中古での購入も検討してみてください。

セカハンなら、中古iPhoneを低価格かつ安心して購入できます。アフターフォローも万全であるため、安くiPhone12を購入したい方は、ぜひご利用を検討してみてください。

スペックやカメラにこだわりたいならiPhone12 Pro

メモリ容量やカメラ性能を重視する方は、iPhone12 Proの方がおすすめです。

メモリ容量

モデル iPhone12 (無印) iPhone12 Pro
メモリ容量(RAM) 4GB 6GB

カメラスペック

機能 iPhone 12 iPhone 12 Pro
背面カメラ デュアルカメラ
– 広角(f/1.6)
– 超広角(f/2.4)
トリプルカメラ
– 広角(f/1.6)
– 超広角(f/2.4)
– 望遠(f/2.0)
画素数 広角: 1200万画素
超広角: 1200万画素
広角: 1200万画素
超広角: 1200万画素
望遠: 1200万画素
光学ズーム なし 2倍光学ズーム
手ぶれ補正 なし 広角のみ対応
ナイトモード 有り 有り(ポートレートモードでも可能)
LiDARスキャナー なし 有り
インカメラ 1200万画素(f/2.2) 1200万画素(f/2.2)

メモリ容量が大きければ処理速度が速くなり、スムーズにスマホを操作できます。また、トリプルカメラはデュアルカメラより望遠性能が非常に高い点が特徴です。

また、iPhone12 Pro MaxはiPhone12 Proよりもカメラ性能が高く、広角カメラと望遠カメラの性能が高くなっています。カメラ性能を特に重視する方は、iPhone12 Pro Maxを検討してもよいでしょう。

iPhone12とiPhone12 Proに関するよくある質問

iPhone12(無印)とiPhone12 Proに関するよくある質問を用意しました。

回答を参考にして、購入の検討材料にしてみてください。

中古iPhoneの購入を検討している方は、購入場所の選び方も大切です。以下の記事を参考にして、自分に合った購入場所を見つけてみましょう。

iPhone12とiPhone12 Proのサイズは同じですか?

iPhone12(無印)とiPhone12 Proのサイズは同じです。

iPhone12シリーズには、miniというモデルもあります。miniはコンパクトなサイズが最大の特徴で、小さいサイズを求めている方には特におすすめのモデルです。

iPhone12とiPhone12 Proのケースは同じですか?

iPhone12(無印)とiPhone12 Proのサイズは同じであるため、ケースも同一です。ただし、miniとPro Maxはケースが異なるため注意しましょう。

iPhone12 Proはあと何年使えますか?

iPhone12 ProのiOSサポート期限に注目すると、2026年9月頃だと予想されます。
※iOSサポート期間は公式発表ではなく過去の傾向から算出したもの

iOSサポートが終了すると、セキュリティアップデートがされなくなったり、新しいアプリへの対応がなくなったりするので、利便性が低下します。

さらにバッテリーの劣化具合も注意しましょう。iPhoneはバッテリー容量が80%以下になると、著しく持続時間が短くなります。

「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から確認できるため、チェックしてみてください。

iOSサポート期間と、バッテリーの劣化具合を目安に、使用年数を考えてみてください。

iPhone12とiPhone12 Proを比較して自分に合ったモデルを選ぼう

iPhone12(無印)iPhone12 Proは、同じシリーズでありながら異なる点が多くあります。

本記事で解説した項目の中で、重視したいポイントの違いに着目して、自分に合ったモデルを選択してみてください。

iPhoneの他のモデルも気になる方は、歴代iPhoneを比較している以下の記事も参考にしてみてください。

中古ショップで購入すると、新品とほぼ変わらない性能で、iPhoneを安く購入できます。ただし、中古スマホは購入時に注意すべき点が多くあるため、信頼できるショップを選ぶことが必要です。

セカハンなら、中古スマホ購入時の注意点をすべてチェックしたスマホのみを販売しているため、安心してiPhoneを購入できます。iPhoneを購入する際は、セカハンの利用を検討してみてください。

iPhone

中古iPhoneを探すなら
SECOND HAND【セカハン】

安心のSIMフリー

1年保証付き

ネットワーク利用制限〇

中古iPhone一覧を見る