スマホ2台持ちのメリット・デメリットは?おすすめの組み合わせも紹介!

「スマホの2台持ちって本当に便利なの?」と気になっている方は多いでしょう。現代のライフスタイルにおいて、スマホを2台持つことには多くのメリットがあります。

本記事では、スマートフォンを2台持つことの具体的なメリットやデメリット、さらには最適な組み合わせまで、最新情報をもとに詳しく解説しています。

最後まで読むことで、スマホ2台持ちについて理解が深まり、日常生活やビジネスシーンに活かせるでしょう。

【最新データ】スマホ2台持ちの割合

MMD研究所の調査によって、約12.7%の人がスマートフォンを2台持ちしていることが明らかになりました。調査は18歳から69歳の男女40,000人を対象にしているため、信ぴょう性は高いと言えます。
参考:2021年3月 通信サービスの利用動向調査|MMD研究所

このデータは、スマートフォンの利用者層が広がりつつあり、さまざまな生活スタイルやニーズに応じて2台持ちが一般化してきていることを示しています。

スマートフォンの多機能性と通信技術の進化が、2台持ちの割合上昇を後押ししているのでしょう。

スマホを2台持ちする6つのメリット

スマホを2台持ちするメリットは、以下の6つです。

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

1. 用途別に使い分けができる

スマートフォンを2台持ちする最大のメリットの一つは、用途別に使い分けが可能になることです。たとえば、以下のような使い分けが考えられます。

・仕事とプライベート用で分ける
・写真・動画・ゲーム専用で使用する
・子ども専用のスマホとして使用する
・テザリング専用で使用する

このように、用途に応じて2台のスマホを使い分けることで、生活の質を高められます。具体的な使い分ける方法については記事後半の「2台目スマホのおすすめの使い方」にて紹介します。

2. 格安SIMを使えばスマホ代を節約できる

2台目のスマートフォンに格安SIMを使用することは、通信費の節約に大きく貢献します。大手キャリアと比較して、格安SIMは月額料金が低価格であるため、データ通信や通話を多用する人にとって経済的です。

大手キャリアのスマホを1台持っている場合と、格安SIMのスマホを2台持った場合の価格差は以下のとおりです。

大手キャリア1台分の月額 格安SIMスマホ2台分の月額
au(スマホミニプラン5G)
1〜2GBプラン
4,565円/月
IIJmio(2GBプラン)で2台契約
1,700円/月(1台850円/月)
docomo(eximo)
1〜3GBプラン
5,150円/月
楽天モバイル(3GBプラン)で2台契約
2,156円/月(1台1,078円/月)
SoftBank(ミニフィットプラン)
2〜3GBプラン
3,980円/月
LINEモバイル(2GBプラン)で2台契約
1,320円/月(1台660円/月)

※2024年1月時点

上記のように、大手キャリアのスマホを1台持つよりも、格安SIMのスマホを2台持った方が価格を抑えられる場合があります。

また、Wi-Fiのみの利用であれば、通信費はかからずWi-Fi料金のみとなります。より経済的に2台目のスマホを利用したい方は、格安SIMやWi-Fiのみの利用を検討してみましょう。

3. 回線や電話番号が2つになる

スマートフォンを2台持つことのもう一つの利点は、回線や電話番号が2つになる点です。

たとえば、1台目と2台目を異なるキャリアにした場合、一方の回線が圏外や混雑時でも、もう一方の回線を利用して通信を続けられます。

また、電話番号が2つあることで、仕事とプライベートの連絡を明確に分けられるため、プライベートな時間の管理がしやすくなる点もメリットです。特に経営者や個人事業主にはおすすめです。会社員なら社用スマホが支給されているので、自身で2台目を用意する必要はないでしょう。

加えて、回線が2つあることで、災害時や緊急時の連絡手段としても利用可能です。このように、回線や電話番号を複数もつことで、多くのメリットを享受できます。

4. バッテリー切れを回避できる

スマホを2台持ちすることで、バッテリー切れのリスクや心配を減らすことができます。

1台のバッテリーが切れてしまった場合でも、もう1台のスマートフォンを使用できるため、外出先での急なバッテリー切れを回避できるのです。

特に、外出が多いビジネスパーソンや長時間の移動が必要な場合、よく旅行に行く人には、このメリットは非常に大きいと言えます。また、1台を充電中にもう1台を使用すれば、通信や作業の中断を防げる点もメリットです。

iPhoneのバッテリーに関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

5. ストレージ容量を節約できる

2台のスマートフォンを持つことで、ストレージの容量を効率的に管理できます。

たとえば、1台を写真や動画などのメディアファイル専用に使い、もう1台はアプリケーションや文書などのデータ保管用として使い分ける方法が考えられます。

2台目があることで、データのバックアップとしても機能し、大切なデータの損失リスクも軽減できる点もメリットです。また、ストレージを分けることで、容量不足によるパフォーマンスの低下(スマホの動作が遅くなったりすること)を防止できます。

ストレージ不足に悩んでいる方には、2台持ちのメリットは大きいでしょう。

2台目としてiPhoneを考えている方は、以下の記事を参考にしてみてください。

6. 1台をなくしても探せる

スマホを2台持つことで、1台を紛失した場合でも、もう1台を使って紛失したスマートフォンを探せるという利点があります。

スマートフォンには、リモートで端末を探す機能が搭載されている場合があります。たとえばiPhoneには「探す」機能が搭載されており、インターネットに接続された別のデバイスから紛失したiPhoneの位置情報を追跡し、所在地を特定できます。

この機能を活用することで、紛失や盗難の際に迅速に対応でき、安心してスマートフォンを使用できるようになるでしょう。

スマホを2台持ちする2つのデメリット

スマホを2台持ちするデメリットは、以下の2つです。

それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

購入費や維持費がかかる

スマホを2台持つ大きなデメリットの一つは、購入費や維持費がかかる点です。

2台目のスマートフォンを購入する際には、端末自体の費用が必要となります。また、2台目もデータ通信を行う場合、月々の通信料金も2台分支払う必要があります。格安SIMを利用することでコストを抑えられますが、追加の費用は避けられません。

特に最新モデルや高性能なスマートフォンを選ぶと、その分デバイスを購入する費用も高くなる傾向があります。スマホ2台持ちを検討する際には、これらの追加費用を考慮することが重要です。

そのため購入費をできるだけ抑えたい場合は、中古のスマホを選ぶことをおすすめします。中古スマホでも十分機能面に優れているモデルがあるため、価格を抑えつつ2台目のメリットを享受できます。

中古スマホとしておすすめなのはiPhoneです。iPhoneは古いモデルでも高いスペックが評判であり、中古であれば安く購入できます。

中古iPhoneに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

アカウント管理が複雑になる

スマートフォンを2台持つことにより、アカウント管理が複雑になるというデメリットもあります。異なるデバイスで同じアカウントを使用する場合、ログイン情報やセキュリティ設定の一貫した管理が必要です。

また、アプリやサービスごとに異なるアカウントを使い分ける場合、どのデバイスにどのアカウントが登録されているかを把握し続ける必要があります。複数のデバイスで多くのアカウントを管理するほど、パスワードを忘れたり間違えたりしやすくなり、セキュリティ上の問題につながることがあるためです。

管理が複雑になる点を理解して、2台目を購入した際はアカウントやパスワードを適切に管理するようにしましょう。

2台目スマホのおすすめの使い方

2台目のスマホの使い方としておすすめなのは、以下の4点です。

本章を確認して、2台目を購入したときのイメージをしてみましょう。

仕事とプライベート用で分ける

スマホ2台持ちの代表的な使い方として、「仕事用」と「プライベート用」に分ける方法があります。

この方法のメリットは、仕事とプライベートの生活を明確に区分できることです。ベースメントアップス株式会社の調査では、仕事とプライベートを完全に切り替えている人は46%と約半数ということがわかっています。

仕事用のスマートフォンには、業務関連の連絡やビジネスアプリを集中させられます。プライベート用のスマートフォンでは家族や友人とのコミュニケーション、個人的なアプリを利用する方法が一般的です。

これにより、仕事の時間とプライベートの時間を切り分けることが可能となり、ワークライフバランスを保ちやすくなります。また、セキュリティ上の観点からも、仕事用データと個人データを別のデバイスで管理することは有効です。

写真・動画・ゲーム専用で使用する

スマホを2台持つと、写真や動画、ゲームなど特定の用途に特化したデバイスとして使用できます。

たとえば、カメラ性能が優れているスマートフォンを写真や動画撮影専用として使用できます。また、高性能なプロセッサを搭載したデバイスであれば、ゲーム専用として利用可能です。

このように特定の用途に特化したデバイスを用意することで、趣味や娯楽をより充実させられます。また、これによりメインのスマートフォンのストレージ容量の節約や、バッテリー消耗の軽減にも繋がります。

iPhoneのカメラの性能については、以下の記事で詳しく解説しています。

また中古のスマホをゲーム用で使用したい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

子ども専用のスマホとして使用する

2台目のスマートフォンを、子ども専用のスマホとして活用できます。

この方法は、子どもがインターネットを安全に学べる環境を提供し、また親が使用状況を管理しやすいというメリットがあります。

教育用のアプリケーションをインストールしたり、年齢に合わせたコンテンツ制限を設けることも可能です。また、子どもがスマートフォンを持つことで、緊急時の連絡手段としても機能します。

テザリング専用で使用する

スマホ2台持ちの利用法として、テザリング専用デバイスとしての利用が挙げられます。テザリングは、インターネットへのアクセスをWi-Fiルーターのように、他のデバイスにもスマホで共有できる機能です。

この方法では、データ通信専用のスマートフォンを持ち、ノートパソコンやタブレットなどへのインターネット接続用として使用します。

2台目スマホのテザリング専用の使用法は、ポケットWi-Fiと同様の役割を果たしますが、いくつかの点で優れています。まず、スマートフォンのテザリング機能を利用する場合、追加のデバイスを購入する必要がなく、ポケットWi-Fiよりも経済的です。

さらに、スマートフォンはポケットWi-Fiにはない機能を多数備えており、通話やアプリの使用なども可能です。そのため、ポケットWi-Fiを持ち歩くよりも機能的で便利な選択肢といえるでしょう。

また、出張や外出時に便利で、安定したネットワーク環境を持ち運べる点がメリットです。そしてメインのスマートフォンのバッテリーを節約しつつ、高速なインターネット接続を確保できるため、ビジネスシーンでの生産性向上にも寄与します。

スマホ2台持ちでおすすめの組み合わせ3選

メインと2台目のスマホのキャリアの組み合わせとしては、以下の3つが考えられます。

キャリア 特徴 サービス例
大手キャリア 高速な通信速度、安定したネットワーク、豊富なサービスとサポートが特徴。価格はやや高め。 au
docomo
SoftBank
格安SIM サービスや速度は大手キャリアと比べて制限される場合がある一方、コストパフォーマンスに優れる。 楽天モバイル
ahamo
UQモバイル

それぞれの組み合わせの内容を確認して、自分に合ったものを選びましょう。

1. 大手キャリアと格安SIM

スマホ2台持ちの組み合わせとして、「大手キャリアと格安SIM」の組み合わせがあります。

大手キャリア(docomo、au、SoftBank)では、通話のかけ放題プランが用意されている場合があります。一方で格安SIMの場合は同じ内容のプランはあまりないため、大手キャリアの端末を通話用、格安SIMの端末をデータ通信用に分ける方法がおすすめです。

電話を頻繁に行う方にはおすすめの組み合わせと言えるでしょう。

2. 大手キャリアと大手キャリア

「大手キャリアと大手キャリア」の組み合わせは、通信の安定性やサービスの質を最優先するユーザーに適しています。

この組み合わせでは、メインとサブの両方のスマートフォンで大手キャリアの高品質な通信網を利用できます。そのため圏外になりにくく、通信速度も安定している点がメリットです。

さらに、大手キャリアでは通話かけ放題プランが適用できるケースが多いです。そのため、仕事とプライベートの両方で電話をよく行う場合は、大手キャリア2台持ちが向いています。

3. 格安SIMと格安SIM

「格安SIMと格安SIM」の組み合わせは、コストを極力抑えたいユーザーに最適な選択肢です。

この組み合わせでは、両方のスマートフォンで低料金の格安SIMを使用でき、月々の通信費を節約できます。また、異なる格安SIM会社のプランを組み合わせることで、使用状況に最適なデータプランを選択できる柔軟性もあります。

ただし、大手キャリアに比べると通信速度やエリアが限られる場合があるため、利用環境に応じた選択が必要です。

大手キャリアの品質にこだわらず、コストを重視する方におすすめの組み合わせです。

よくある質問:デュアルSIMと2台持ちはどっちがおすすめ?

スマホの2台持ちとデュアルSIMには、それぞれメリットとデメリットがあります。利用状況やニーズによって適切な選択が異なるため、それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。

デュアルSIMとは?

1台のスマホに2つのSIMカードを挿入して、2つの携帯電話番号や料金プランを利用できる機能。
メリット デメリット
2台持ち ・用途に合わせて使い分けが可能
・片方のバッテリーが切れても1台を使用できる
・iPhoneとAndroidを使い分けできる
・荷物がかさばる
・管理が2台分必要
デュアルSIM ・荷物をコンパクトにできる
・2台分を1台のスマホで管理できる
・デュアルSIM対応端末が必要

最終的には、個人のライフスタイルや使用状況によって最適な選択が異なります。両方のオプションのメリットとデメリットを考慮し、自分に合った方法を選択することが重要です。

スマホの2台目はiPhoneがおすすめ

2台目のスマホとしてiPhoneがおすすめです。

それぞれの項目について、詳しく説明します。

NTTの調査では1台目・2台目の機種としてトップシェア

モバイル社会白書2023年版の調査によると、スマートフォンの所有・利用状況に関して、Appleが1台目と2台目のスマートフォンのメーカーシェアでトップを維持しています。
参考:モバイル社会白書2023年版

この調査は、スマートフォン所有者の傾向と利用状況を詳細に分析したもので、AppleのiPhoneの強い影響力を示しています。また、スマートフォン比率は2台目まで含めて96.3%に達しており、その中でも特にApple製品のシェアが顕著です。

この結果は、Apple製品の高い人気とブランド力を反映していると言えるでしょう。スマートフォンユーザーの間でのApple製品の優位性は、機能性、デザイン、操作性など、多方面にわたる品質の高さに起因していると考えられます。

2台目のスマホとしてiPhoneを検討している方は、以下の記事を参考にしてみてください。

iPhoneとAndroidで分けるのもおすすめ

スマホ2台持ちの一つの方法として、iPhoneAndroidの端末を使い分けることもおすすめです。

この使い分けには、それぞれのOSが持つ独自の特徴や利点を活かせるメリットがあります。iPhoneは使い勝手の良さ、セキュリティの強さ、iOSの信頼性が強みです。

一方、Android端末はカスタマイズ性の高さ、さまざまなメーカーからの選択肢、比較的手頃な価格帯などが特徴です。

このように、iPhoneとAndroid端末を使い分けることで、スマートフォンの幅広い利用シーンやニーズに柔軟に対応できるようになります。

また、プライベートとビジネスの分離、異なるアプリ環境の利用、緊急時のバックアップとしての活用など、さまざまなシチュエーションで利点を活かせます。

iPhoneとAndroidについては、以下の記事で詳しく解説しています。

スマホ2台持ちになって生産性を高めよう

スマホを2台持ちするメリットは多岐に渡り、個人に合った柔軟な使い方が可能です。

ビジネスとプライベートで分ける以外にも、写真や動画に特化したデバイスとしてや、子ども用のデバイスとしての活用などもできます。

本記事の内容を参考に、自分に合った2台目の活用方法を見つけてみてください。

最後に、2台目のスマホとしては中古のiPhoneを推奨します。中古のiPhoneは比較的安く手に入るうえ、セキュリティや機能性は十分です。

セカハンでは信用できる端末のみを扱っているため、中古品であっても安心して購入できます。2台目のスマホの購入先として、ぜひセカハンの利用を検討してみてください。

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